【フリーマーケット】フリマの正体が分かるブログ①

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リユース品の多くは、皆さんが価格を設定する前にその「相場」という「客観」の中で価格がすでに決まっています。その相場において、10円のものは100円では売れません。1円のものは10円でも売れないんです。(変動することもあります)

価格設定はもちろん出店者の方の自由ですが、「新品で買ったときの金額」から考えてしまったり、「その商品への思い入れ」「自分によるその商品への評価」などを付加させた「主観」によって決められた価格はフリマではなかなか受け入れてもらえないことがあります。

とまあ、こんなことを以前の記事で書いております。

今日はそのあたりについてもう少し。

ちなみに「リユース相場で買われている金額」とは、「リサイクルショップなどでの買取金額」ではありませんのでご注意ください。

相場の範囲内で価格を設定しておくと、すでに相場を把握しながら買い物に来ているお客さんが多いフリーマーケットでは受け入れてもらいやすくなります。自分が相場を把握しているのでお客さんの値引き交渉などにも対応しやすくなるでしょう。また、「フリマに初めて来てみた」というお客さんにも安心して買い物してもらえるようになります。(今はそうしたお客さんでもスマホなどで相場を確認できる時代です)

オークションアプリやフリマアプリでも「相場を上回る価格」がついている品物があり、それでも売れる場合があります。それを買った方の事情は分かりませんが、「いつか売れるかも」という発想で売る側の立場で考えた場合、「日数を自由に設定して売りに出すことができる」という環境があるからこそできる価格設定です。

また、あまりにも上回りすぎていると、いくら「お安くしますよ~」と声をかけても、値引き交渉すら起こりにくくなります。ボクも経験ありますが「(これ相場の倍以上だな…安くするよとは言ってくれてるけど半額にしてなんて言ったら怒るわな…やめとこ)」なんてこともあるかも知れません。

オークションアプリなどと違って、フリーマーケットは「わずか数時間で売り上げを最大化していく」という環境です。

「価格設定を相場に合わせていく」という作業は、「最大化を図る」というよりは「最大化を妨げないようにする」アプローチと言えるでしょう。

これでみなさんが売りたいものに値段がつきました。

次にぜひやっていただきたいのは、「それが全部売れたら?の把握」です。おおざっぱでも構いません。

その話はまた次回。

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