先日はInstagramでのアンケートでのご協力ありがとうございました。
以前より募集要項にも記載しておりますが、みやぎフリマでは「来場順に手前から配置」や「場所の指定」というサービスを行なっておりません。
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会場によっては「入口効果」がある場合もあるかと思います。広い会場を利用した大型のフリーマーケットなどです。ですが、みやぎフリマの現在の開催会場ではそうした条件に該当する会場はございません。
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入口効果について「お客様」にインスタを使用してアンケートをとっておりますが、「入口にある」というだけで買ってしまうことはほぼないようです。「つい買ってしまった」という消極的な購入もありますが確率的には高くないと思います。
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「入口は「他も見てみよう!」と買わずに奥に向かわれる可能性が高いので売る側としてはむしろ難しい位置」という意見がありました。
入口は入る時出る時に2回通るという「特徴」はあります。ただ、それをそのまま「メリット」とするのは難しいのかもしれません。
上記で言うと、「目に入るのは1番はじめ」ですが、「買うのは80番目」(80ブースの場合)ということもあり得ます。
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「入口に置いてあるものが売れるのか」、「売れるものが入口に置いてあるのか」、このあたりの解釈の違いもあるかもしれません。
入口はスーパーなどで「売れるものを置いて客引きに」という目的で「売れるものを置く」ケースがあるので、パッと見ると「入口のものは売れる」ということになりますが、実は「売れるものが入口に置いてある」ということのようです。
お買い得品として入口付近に置いてあるスーパーを見ますが「売れなかったものを割引して」置いてありました。「過去に売れなかった不人気商品」をそのまま置くのではなく「安くして」いました。「売れない品物を売れやすいように変換する」という「品物そのものの工夫」が前提です。
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「売れる」とはつまり「買う」ですから、お客様の買う行動を分析する必要があります。
買う行動を増やすにはまず見れる環境を整えていく必要があります。買うの前には見るが必ずあるからです。見ずに買う方はいません。見やすい環境を整えるために「テーブルレンタルサービス」もございます。
ちょっと置き方が汚くて見る気が失せちゃって💦
広すぎるのも有りもう行かないと思います。
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いくら見やすい環境を整えても「買う」が起こらないこともあります。ですが、その商品を探している方、欲しい方がいらっしゃれば買っていただけるかもしれません。そうしたお客様に出店情報を伝えていくためにInstagramなどを利用した事前集客サービスも行なっております。事前に情報を発信していくと現在のみやぎフリマのInstagramアカウントで開催日前に700人近くの方に情報を届けることができます。
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入口効果に付加価値をつけてブース販売できるような、きちんとした根拠があればもちろん積極的にオススメしていきます。ただ、その根拠を見出していくような検証も、品物もお客様などの条件が常に変化するフリマでは行うことができません。自分たちで「これはいい!」と思えないものを「需要がある」というだけで販売する気になれないのです。
作っている本人が「おいしい」と思えるものを提供しているラーメン屋さんや食堂を知っています。そういうイメージで考えていただいて構いません。
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以上のような理由で、みやぎフリマでは「事前集客」や「テーブルレンタル」などのサービスを利用していただき、お客さんの買う行動が増えるようなアプローチを推奨させていただいております。
こうしたお話をさせていただくことは、短期的には「出店者の減少」として状況が厳しくなるのかもしれません。ただ、長期的な目線に立って見ていくと、従来のフリマに文中ピンク枠ののお客様のような感想を抱く方の流入が多いみやぎフリマでは、むしろ大切にしていくべきことなのかもしれないとも考えております。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
みやぎフリマ代表 小林浩規