【大郷町フリマ】09.10.sun開催分のまとめ

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先日はご出店・ご来場ありがとうございました!!天気は良くてよかったのですが、なかなかの暑さで大変でございました。

ではでは早速総括していきたいと思います。

来場者数

実数は時間帯別を参照してください。

まずは➋のお客さんについて。

今回はいわゆる❷のお客さんの流入を調べたかったので、カウンターを使って計測しました。前にも書きましたが、「どのお客さんが❷のお客さんか?」を見分けるには、1円玉を使った人数計測をできるかできないか?をみていくことが必要です。なのでずっと見てました。

この方々の特徴は

・計測を避けるようにかわしていってしまう

・ものすごく手間取っている

ですね。

この方々の人数を測ってました。そこの人数も載せてますので見てみてください。暑さのせいか予想よりも200人ほど少なかったです。道の駅自体も普段の日曜日よりも少なかったそうなのでジャズフェスの影響もあったのかも知れません。

この方々の増減はみやぎフリマにはどうしようもありません。「集客」ではないからです。

お次は❶のお客さん。こちらが「集客」ですね。

今回は❶の目指してきたお客さんが大郷では初めて1,000人を超えました。これは非常にありがたかったですね。ただ、予想最大の6.8割なので、もう少しいきたかったところです。(当初は7割を予想してました。)。それでも夏のフリマよりも予想最大に対する割合もあがり、人数も増えてきているので、今後の推移を見ていきたいと思います。

売上

売上について書いておりましたが、なかなか伝え方が難しいんですね。皆さんそれぞれに異なる条件で出店していますので、その条件を系統ごとに出すのがいいんでしょうが、そこの分類もやっぱり難しいんです。一番は見た人の期待感を膨らませてしまうのが怖いんです。

一般ユーザーの方に向けてシンプルに伝えますとですね、

一般ユーザーで、単価が低いものだけで構成しているところはいっても5,000円くらいだと思っておいてください。ただ、「単価」を「¥0~中古相場までの範囲のどこで設定しているか」にも依ります。

つまり、「そこまで売れませんよ」ということです。

まとめ

「だいぶ工夫する人増えてきたねえ」と言ってくれる方がいました。実際、テーブルやハンガーラックを使って手に取りやすい環境をつくることをする人が増えています。

ブルシでも、ピクニック型対面販売でもいいんですよ。それがいわゆる既存のフリマのイメージですし、人間がそうした視覚的イメージに引っ張られやすい生き物であることもボク自身が自覚しています。ですので、そこから「自分の側に生じた結果」だけ静かに持ち帰ってもらえればまったく問題ございません。ただ、10月からみやぎフリマはその皆さんの「相手側に生じた結果」「相手側に生じ続けるであろう結果」も考慮して、フリマ枠を減らしていきます。

「なんで売れなかったんだろう?」を考えることがある時、そのブルシとピクニック型対面販売はやめてから考えるようにしたほうがよいかも知れません。

追記~

ちょっと前に書きましたが、フリーマーケットの看板のままだと出店者集めが困難になると思ってます。

じゃあなぜ今、なんとなーく成立しているか。

❶安く売りたい人

❷安く売ることができる人 → 業者さん

❸お金じゃなく家からものをなくしたい人 → 非常にまれ

➍高く売れると思っている人 

一番多いのが➍の方だと思います。

これだけはゆっとかないといけないんですが、ここから¥2,000とりたいわけじゃないんで。まずは落ち着いて、自分が持っていくものの中古市場での相場を調べるなどして、出せる時に出してください。そのあたり、お手伝いできるところは過去のブログにも書いてますのでまた読んでみてください。

【フリーマーケット】「フリマは3階建て」は全出店者共通★~皆さんを主体的な参加者に転換してくれる、はず。

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フリーマーケット

というわけで、みやぎフリマは「フリーマーケット」なんでやっぱりこういうこと発信していきます。

フリマは必ずこの構造です。3階建てです。必ずです。例外はありません。

1F 総来場者数

ここは出店する前に選ぶしかなく、基本的に皆さんにはどうすることもできません。ここは主催者の仕事だからです。その主催者の仕事ぶりを見て選択するのみです。「〇〇はよかったよ」という噂話や、ご自分で出店した経験などをもとにすることもあるでしょう。いずれにしてもここに関しては皆さんは受け身的な存在です。

みやぎフリマでは、ここについて皆さんが選択しやすいように時間帯別来場者数や開催履歴などを公開し、各企画のフィードバックをブログに掲載しております。

ちなみに「出店しない」、これも選択ですし、ココの数でもっとも信頼感があるのはグランディフリマです。うちじゃありません。

2F あなたのブースに立ち寄って探索した人

皆さんは1Fについて、人に聞いたり、過去の経験や主催者発表の過去データを見て予測したりしながら出店を決めました。

次は2Fです。皆さん、ココが一番抜けちゃいます。

ここに関しては皆さんは非常に主体的に関わることができます。「どうやれば見てもらえるか?」「どういう環境が立ち寄りにくいのか?」「暑ければ見にくくなるよな、じゃあどうすればよいかな?」など、思考を巡らせていくのはココです。そして、その「思考」が「コスト」です。「めんどくさい」ですよね?フリーマーケットって「めんどくさい」んです。

みやぎフリマでは、ココが少しでも増えるお手伝いとしてInstagramでの出店情報の掲載を行なっています。また、ブログの大半は「ココを増やすには?」という提案がほとんどです。

1フリーマーケットの開催情報を得る
(いつ・どこで・何ブース出店しているのか・どんなお店が出店しているのか等)
2会場まで移動する(自家用車・公共交通機関・徒歩等)
3フリーマーケット会場入り口まで移動する
4アルコールで手指消毒→来場者数計測を行う
5各お店を見て回る
6立ち止まる 
7品物を手に取り確認する
8「これください」といって品物をみせる
9料金を払う
10品物を持ち帰る
これらの行動が順番に生起します。6.7.の過程がないと9.は100%起こりません。もちろん1.はみやぎフリマの仕事です。そのみやぎフリマの仕事ぶりをみて「選択する」のは皆さんの仕事です。

3F 買った人

1Fで「選択」し、2Fで「考えた」結果でしかありません。シンプルにそれだけ。

まずは、この3階建て構造をしっかりとイメージしておくと良いかもしれません。

みやぎフリマの6時間の開催時間中、「売れない」という結果が生じ続けているお店を見ることがあります。そのお店のうち9割が「今日の来場者数は?」と聞きます。そのお店のレイアウトは「ブルーシート」か「ピクニック」です。そして10割が、近寄りがたいくらい「つまらなさそう」にしています。

この3階建て構造を理解せず、1Fと3Fだけという2階建てで理解してしまうと、あなたはフリーマーケットに対してどこまで行っても受け身的な存在でしかありません。「幸福の最大化」を自分以外の他者に丸投げ、依存している状況ですね。

ただ、うちもそこを「個人の資質」に原因を求めるほど乱暴者じゃございません。知らないからできないだけです。まずはこの3階建て構造をしっかりとイメージしてみてください。

みやぎフリマでは、皆さんをフリーマーケットへの主体的な参加者に転換していくことも仕事だと思っていますし、そのための目安作りや情報発信をしていきたいと思っております。

とは言ってもですよ。なんつっても僕らが生きている今の環境。

割と客体的な存在でいることに平されがちで、そこに快適さをおぼえ、しまいにゃ本来「最低限の暮らし」を保障するに過ぎない公的サービスにまで「自分の幸福の最大化」を委ねちゃったり、期待しちゃうような時代ですからね。

まあ、行けるとこまで。

ということで、よろしくお願いいたします。

【フリーマーケット】「展示会」?「交流会」?「フリーマーケット」?

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この前、この丸の中で「農機の販売」イベントをやってました。モノを売っていたわけです。この丸の中にお客さんを呼び、来たお客さんが買い物をします。

みやぎフリマも、この丸の中、「道の駅おおさと・西側駐車場」で、「フリーマーケット」をやっております。フリーマーケットでは出店者の方がモノを売ります。そしてそこにお客さんを呼び、来たお客さんが買い物をします。

だから、この丸の中で「モノを売る」場合。考えるべきはやっぱりお客さんの「買う」行動ががどうすれば起こるか?を考えなくちゃいけない。

そう考えておりました。

ただ、従来も、今も、多くのフリマに参加する人にとって「モノを売る場所」じゃなかったのかも知れませんね。

「リユース品の展示会」?

「リユース品が好きな人の交流会」?

展示会なら展示会で広告で出しなおしたいし、交流会なら交流会で広告で出しなおしたい。なんでかというと、今の広告で集めているお客さんは「買い物に来ている」と考えているからです。

最近、ホント悩んじゃいますね…。

「フリーマーケット」の解釈、間違えすぎてるかもしれません、みやぎフリマ。

ただ。

単なる展示会にも、単なる交流会にも興味ないんですよ。

【大郷町フリマ】7月開催分の総括★

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先日は大変暑い中、ご出店・ご来場ありがとうございました!

夏の暑さ対策として朝6時から始めて12時には帰るという企画でございますが、朝から暑いですからね…、なかなか大変です。

というわけで総括。

総来場者数

実数については時間帯別の方をご参照ください。両日ともお子様連れのお客さんは少なかったですね、両日。30日はカブトムシの出店も多かったのですがほとんど売れなかったようです。

予想通り、「❷たまたまのお客さん」の流入は非常に少なかったです。「フリマに行く!」と決めて家を出ているわけではないので、あの暑さで目指していないイベントに立ち寄ることはほぼないでしょう。

ここはあまり触れても仕方ないところなのでこのくらいにしておきます。

肝心なのは「❶目指してきたお客さん」

時間帯別に記載するようにしました「予想最大来場者数」の値は、毎回広告を出しているので少しづつですが増えていきます。現在が「1398人」。これがみやぎフリマを「❶目指して来るお客さん」の上限です。これ以上の方の来場はありません。

では夏のフリマはどうだったか?「予想最大来場者数の5~6割」でございました。

昨年の夏フリマは予想最大数の10割のお客さんの来場があったと考えています。ただ、人数だけを見ると昨年とほぼ変わらない感じです。これはこれでよかったとも言えますが、少し頭に置いておきたい問題がひとつ。それはまた今度。

売上

売上は以下の通りでございます。

16(日)30(日)
ポピュラー系統(平均値)¥5,000~10,000¥5,000~10,000
スペシャル系統¥110,000¥90,000
ポピュラースペシャル系統¥53,900¥39,000
ポピュラー系統以外は最高額を記載。

特筆すべきことはなかった感じでしょうか。昨年夏のデータがないので比較しようがありませんが、今年のデータをみても他の回にくらべて大きく変化はありませんでした。

まとめ

「土曜日のフリマに近い」感じでしょうか?予想通り、「濃い」フリマだったように思います。

なんてさらっと書いておりますが、このフリマを「いつも通り」で成立させたのは出店者の方と来場者の方なんですね。レイアウトや価格設定を3~6月の間当たり前に試行錯誤しながら工夫してきた結果です。

避難訓練みたいなもんです。普段から備えておくから非常事態も慌てない。普段からレイアウトや価格設定を工夫しているから、夏のフリマでも変わらない。

それだけの話でございます。

【大郷町フリマ】6月開催分の総括★

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先日はご出店・ご来場ありがとうございました!なにげに6月の大郷での開催は初めてでございました。

初日は13時頃から雨が降ってきてしまいまして最後まで開催できませんでしたね…。日曜日は天気が良く、お子様連れの方の来場も前日に比べ非常に多かったですね。ただ、なかなかの気温で出店者の方もお客さんも皆さん大変だったかと思います。両日ともホントにお疲れさまでした。

そんな6月の2daysですが、今後どうなっていくのかなあ、という不安な点もちらほら。

というわけで、総括していきたいと思います★

総来場者数

まずは土曜日。実数は時間帯別の方をご参照ください。ここでひとつ見ていただきたいのが「1ブースあたりの来場者数」。

6/24(土)11.95
6/25(日)23.58

今年に入って土日通してもっとも低い値でした。この値は「総来場者数÷ブース数(物販以外のブースは除く)」で算出しております。(ちなみに昨年はこのくらいの数字で推移しています。)

今回、今年初の土曜日が80ブースに達しておりますが、そのブース数に見合ったお客さんの来場が得られず結果的にもっとも低い値となってしましました。みやぎフリマではこの数値は「ポピュラー系統のお店の売上に影響する値」と考えています。

ちなみに、2020年のKHBフリマのデータがコチラ ↓

土曜日32.78(155ブース/5,082人)
日曜日40.76(150ブース/6,115人)

桁違いですね(;^_^A。うちの最高は4月の仙台で30.62でしたが、大郷町ではまだその値に届いていません。(2021年の10月分は「❷のお客さん」がほとんどなので例外なんです(;^_^A)

KHBフリマの場合は、この「1ブースあたり」と「総来場者数」が掛け合わさっての「よく売れた」でしょうから、「1ブースあたり」だけが近づいたからといってKHBフリマになるわけではないんでしょうが、目安にはしています。

土曜日の来場者数で伸びなかったのが過去のブログでも言っている「❷のお客さん」の流入。推定値で94人と過去開催の中でももっとも低い値でした。ただ、この「❷のお客さん」の流入はみやぎフリマにはどうしようもできません。だからこそ「❶目指してきたお客さん」を増やしていかなければいけないのですが、土曜日は「❶のお客さん」も予測よりも1割減でした。

続きまして日曜日。こちらも実は予測を大きく下回りました。「❷のお客さん」は予測より1割減でしたが「❶のお客さん」が2.5割減でした。出店者数が定員に達したのにも関わらず、「❶のお客さん」の減少は少し予想外でした。

先ほども言いましたが❷のお客さんの減少は防ぐこともできませんからデータを積み重ねながら予測していき「対応していく」しかありません。あとから聞いた話ですが、土曜日の道の駅はこのところお客さんが少なかったようですがこの日はいつもよりも良かったそうです。うちの「❶のお客さん」や出店者さんが立ち寄ってくれたからだと思います。

「❶のお客さん」が予測より下回った状況を少し考えてみたのが ↓

リピーターの方の「リピート間隔」があいてきている。
→ そのあいた「枠」を新規のお客さんが埋めてくれている。
→ つまり、その回の「枠」の数そのものは増えていかない。
洗面器に穴が開いているので蛇口を常に開いておいて新しい水を入れていかないと洗面器の水は減る。現在のみやぎフリマの状況はこれ。加えて、洗面器の穴が大きくなっているイメージ。(あくまで推測。)

肝心なのは「なぜリピート間隔があいてきたのか?」ですが、そこはいろいろありますからなかなか難しいところ。(もちろん間隔があいているのではなく、単純に「行かなくなった」という可能性もあります。)

まずは、現状で「リピート間隔があいてきている」と考えて今後の対策を考えていきたいところです。

売上

各ブースで伺った中での系統別の最高額です(ポピュラー系統はプロ出店を除いた平均値)。系統についてはコチラ

24(土)25(日)
ポピュラー系統(平均値)¥5,000~10,000¥5,000~10,000
スペシャル系統¥110,000¥70,000
ポピュラースペシャル系統¥34,00040,000
¥51,000

土曜日は「1ブースあたり」が非常に低くなりましたが、スペシャル系統への影響はありませんでした。この系統はそもそも「より多くの人が買ってくれるものではない」ので、より多くの人を必要とせず、「1ブースあたり」があまり関係ありません。ただ、「それを買ってくれるたった一人」を呼ばなければいけないのでInstagramでの出店情報の掲載は欠かせません。その結果、今回11万円を売り上げたお店は目指してくる方ができ、開始直後で2万円売上げています。

対してポピュラー系統。ポピュラーとは一般的なものを扱っていて、比較的単価が低いものですから「より多くの人」が買ってくれてようやく売上が上がります。ですから「より多くの人」の人数やその方々の行動の影響を受けやすいのが特徴です。土曜日は人数が少なかったですし、日曜日は気温が高かったということがありました。人数が少なければ売上は上がりにくいですし、気温の高さは探索する行動に影響を与えるのかもしれません。プロ出店の方でこの系統の方がいますが、その売上は平均値を上回っています。そもそもの物量が多い上に、価格設定やレイアウトなどを工夫して「より多くの人がアクセスできるようにしている」お店です。

土曜日は日曜日よりもどうしても「❶のお客さん」が3割近く減少します。今のみやぎフリマのチカラで3割減少してしまうと仮に80ブース集まった場合に「1ブースあたり」の値が今回のように下がる可能性があります。もう少し集客が安定するまでは土曜日の定員を減らしていくことも必要かもしれません。

最後に

今年の開催回数は、すでに昨年を上回っています。また、他会場でのフリマやイベントなども増えてきており、そのあたりがお客さんのリピート間隔に影響を与えていくことが考えられます。そこをカバーできるように広告は出しながらやっていくつもりではありますが、今回の状況を考えると追いつかない可能性もあります。

「みやぎフリマに出店するかしないか」の選択時、あるいは「出店をする場合の対策」を考える場合の参考になさってくださいませ★

【フリーマーケット】系統別に見ると分かる「みやぎフリマ」の現状

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お世話になっております!ちょっと今日はテーマを変更して書いていこうと思います。というのもですね、初めての人にも参考になるデータを出していきたいのでやっぱり企画終了後のフィードバックはしっかりやっていきたいんですね。来場者数や出店数などは一覧で出していますが、売上というところも出していきたいわけです。

過去、何回かは出しておりますが、どうも単に売上だけを書いていくのも違うなあと。売上金額を見ていく中で出店者の方には系統があることに気付き、その系統ごとに売上を出さないとダメかもなあと思うようになりました。

というわけで、本日は「出店の系統について」

大きく分けて2系統。「ポピュラー路線」か「スペシャル路線」。

■ 誰に対しての「ポピュラー」か「スペシャル」か

まずは誰に対して「ポピュラー」か「スペシャル」かというところがありますが、そこは『「フリマやりますよ~」という情報をキャッチして会場に来てくれたお客さん』に対してということになりますかね。

つまり、現状におけるこの2系統の売上の傾向は、みやぎフリマに来てくださるお客さんの傾向というのが見えてくるかと思います。

■ ポピュラー系統

連想する時のキーワードは「一般的・大衆的・お買い得」あたりでしょうか。あと、「流行」なんてのもひとつ入ってくる気もしますね。少しわかりにくいので具体的に商品カテゴリを示しております。ちなみに「飲食・キッチンカー」も、「食」ってごく基本的な生理的欲求なのでコチラに入るかと思います。

この「ポピュラー」系統。いつかのブログで書いておりますが、みやぎフリマ企画では売上をあげていくのが非常に難しい傾向で、日曜日においても平均的に見て最高売上は10,000円前後でしょうか。ボクもグランディでこの系統で出店してきましたが、(【フリーマーケット】グランディフリマに出店してまいりました!)、グランディフリマの凄さを痛感いたしました。あちらはやはり人の数が圧倒的に違うんですね。来場者数がポイントになってくるのがこのポピュラー系統です。

少し気をつけていただきたい点。例えば、ポピュラー系統であるおもちゃや子供服なんですが、運動会などの学校行事があるときはお子さんやご家族連れが減少するので売り上げが下がることがあります。このように、ポピュラー系統での出店においても、総来場者数が多くても買ってくれる層が別の事情で会場に来れない場合は注意が必要な場合があります。

■ スペシャル系統

連想する時のキーワードは「限定的・マニアック・少し趣味色が濃い・相場が高い」ですかね。カテゴリは上表を参照してください。

この系統のお店は売り上げが上がりやすく、過去の総括でもあげていた、売り上げが「15万円」「8万円」などのお店はこの系統のお店です。来場者数が683人だったベルサンピアフリマで14万円売れたのはこの系統のお店でブランド衣料や古着などのお店でした。先日の雨の大郷町フリマ。総来場者数700人で、ポピュラー系統のお店が5千円前後の中、4万5千円売れたのはこの系統のお店です。逆に、来場者数が多いからと言って売れるわけでもないんですね。ですので、この系統のお店は「何人来るか」よりも「どんなお客さんが来るか」がポイントになるんじゃないでしょうか。ただ、売上が上がりやすい反面、『一か八か』感も否めず、売上に落差があるのも特徴的です。

ハンドメイド作家さんが集まる「マルシェPLUS」。ここもスペシャル系統にしています。『「マルシェやりますよ~」という情報をキャッチして会場に来てくれたお客さん』にとってはハンドメイド商品はポピュラーになりますが、やはりうちは「フリマ」なんですね。となると、スペシャルな系統になります。

で、実はこの2つの他にもう一つ、『第三の系統』というのがあるんですが、その話はまたいずれ。

■ 最後に

ここまで書いてきましたが、まだ早いんですよ、『みやぎフリマはこうだ!』って決め打ちしちゃうのは。傾向がそうだからそこに合わせるのか、そういう傾向にあるがそこに甘んじることなくやるか。うちは今のところ、後者です。

ポピュラー系統ではもっと来場者数を増やしていく必要がありますし、増やしたお客さんにまた来てもらえることを意識していく必要があります。スペシャル系統ではインスタでの出店情報の活用をオススメしたり、ターゲットを絞り込んだ広告が必要です。

フリーマーケットの主催は、いかにして出店者の方や来場者の方を巻き込んでいくかというのがテーマになってくるんですが、そこに「オイシイハナシ」や「ウマイハナシ」が用意できないのがみやぎフリマなんですね。

ですので、まずはみやぎフリマの現状を把握していただくことをしていただきながら、ご参加いただきたい。『期待しないで そばにいておくれ』なんて歌がありますが、まさにそんな気分なんでございます。

【大郷町フリマ】「❷《たまたま》のお客さん」を理解する

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宮城県 フリーマーケット 2023

お世話になっております。

ようやくいい感じに視覚化できたんじゃないかと自画自賛しております、小林です。

道の駅おおさとでのフリマ。来場者の方の分布は、こういう感じのグラデーションになっています。前回は、まずはここを理解しておきましょうという話でございました。

本日はこのグラデーションの中の「たまたまな人」の話。

「たまたまのお客さん」というのは、

道の駅に寄ったら(あるいは通ったら)「あ、何かやってる、行ってみよう」「あ、フリマなんてやってんだあ、行ってみよう」という方々ですね。

このお客さんについてもう少し具体的に言語化していきます。

このブログも、HPも、Instagramも見たことがありません。(見ていたならそれは「目指してきた」お客さんですね)

皆さんが会場で出店していることも知りません。

〇〇を買いに来た、ということもありません。

「暑い・寒い」などの厳しい環境下では会場まで来ることはありません。

「品物にアクセスしやすい(not 見やすい)」環境でしか買い物経験がありません。

こういうお客さんですね。

「いやいや、そうとは限らない。」

確かにそうです。

ただ、「たまたまのお客さんとはこういうお客さんだ」と考えておきながら、対策を考えておく。

これが重要なんだと思います。

そのイメージを示したのが↓。

たまたまな人に合わせたアプローチをしていくと、そこより上の全てのお客さんがターゲットになります。

で、全てのお客さんがターゲットになるアプローチをしておくと、全時間帯に人が立ち寄るようになります。

全時間帯に立ち寄るようになると、売上が上がりやすくなります。

そういうお店の共通点がコレ↓

次回はそんなお話。