2日間、ご出店・ご来場ありがとうございました!
皆さんにとってこの2日間はいかがだったでしょうか?
⋆
総括と行きたいところですが、なかなかまとめるのが大変で、次回まで間に合いそうにないんでインスタライブ機能を使いまして3/6(月)20:00から30分程度話そうかなと思います。
よろしくお願いいたします。
2日間、ご出店・ご来場ありがとうございました!
皆さんにとってこの2日間はいかがだったでしょうか?
⋆
総括と行きたいところですが、なかなかまとめるのが大変で、次回まで間に合いそうにないんでインスタライブ機能を使いまして3/6(月)20:00から30分程度話そうかなと思います。
よろしくお願いいたします。
さてさて、今年初のみやぎフリマ企画が今週末に迫ってまいりました。
先週、関東のフリーマーケットを見てきたせいか、ずいぶんテンションがあがっております。関東は2月末でももうバリバリ全開でしたね。お客さんも出店者の方も。
とはいっても、まだちょっと寒いですから「待ち望んでいた方々」がメインの時期でもあるかと思います。そこの人数がやっぱり多いんでしょうね。
というわけで、宮城県の屋外開催1発目「大郷町フリーマーケット」、どんなことになるのでしょうか。個人的には「待ち望んでいた方々」は普通に来てくれると思います。
で、ちょっと考察。
2023年宮城県1発目の屋外開催のフリマは4日と5日どちらか。
4日ですね。
「待ち望んでいた方々」はどちらに来るか。
4日ですね。
両日出店のお店を目指す場合、4日と5日どちらにいけばいいものが買えるか。
4日ですね。
個人的には土曜日の出店数は日曜日を上回る思ってましたが、そうでもなかったですね(;^_^A
出店者の思い込み | 来場者の思い込み | |
---|---|---|
公開 | 少ないんじゃないか? | 53ブース! |
非公開 | 少ないんじゃないか? | 少ないんじゃないか? |
非公開の場合、双方が思い込むので出店しにくくなり、来場しにくくなります。
公開した場合、お客さんには思い込みがありません。さらに、出店情報もあげているので、仮に土日両日出店者の割合が高くなると、「行きたい!」となるのは土曜日でしょう。
(両日出店のブース数もトップページで表示しています。例えば、フリマエリアは両日出店ブースが31ですが、このブースについては日曜日に行くと「あ~それ昨日売れちゃったんだよな~」があり得るブースなんですね。)
出店情報や予約数を公開することによって、宮城県の従来のフリーマーケットとは真逆の状態になり、「日曜日のみの出店が不利」なんてことにもなるかもしれません。
ただ、広告量の増加などで両日がきちんと成立するようにはしていきたいとは思っております。
お客さんの事情 | 来場する曜日 |
---|---|
土曜日に行きたいけどいけない人 | 日曜日 |
日曜日に行きたいけどいけない人 | 土曜日 |
両方行ける人 | 土曜日 |
いいものを買いたい人 | 土曜日 |
土曜日だけにお目当てのお店がある人 | 土曜日 |
日曜日だけにお目当てのお店がある人 | 日曜日 |
余談として・・・
現在の来場者指数をもとに予想している❶の方の来場者数は
最高で「1001人」。
ただこれが
■土日合わせて「1001人」なのか、
■土「1001人」、日「1001人」なのか
は分かりません(;^_^A
あとは、この❶のお客さんに❷のお客さんが加わり、総来場者数となりますが、❷の方の人数は未知数。まったくわかりません。
というわけで、
今週末の大郷町フリーマーケット「ショールーム」、よろしくお願いいたします。
物量の制限 | 車に積み込んだ量 |
時間の制限 | 6時間(9時間とも云えるが) |
売上の制限 | リユース相場における取引価格(ネット相場) を前提とした総額 |
わかりやすく表にしました。
フリマの正体。それは【あらかじめ決まっている売上の上限値に向けて数時間の中で最大化を図っていく】ものということでございます。
で、前回からの続き。
この「売上の上限値」をあらかじめ把握しておくかしないかで大きく影響しそうな行動は
「フリーマーケットに出店するかしないか」の選択
でしょう。
リユース相場を調べていく過程やその総額を出す過程で、意外とがっかりする結果になった方も多いんじゃないでしょうか?
もともと、お店で「あ、安い!」で買ったファストファッションやノンブランドのものについてはそうした思いを抱きやすいかもしれません。それらの商品の価値は、購入時の「あなた自身の家計への負担が比較的少ない」という点に置かれているものも多くあり、そこで商品としての役割の一部を終えているものも多くあるからです。
そうしたものの多くは、あなたが使った後の「リユース相場におけるその後の価値」は徐々に下がっていきます。
ここで、ひとつ頭においといていただきたいのが、「まだ使える」「もったいない」がそのものの価値を決めているわけではないことの方が圧倒的に多いということです。
「もったいない」「まだ使える」という意識。これは今や多くの人が共有すべきものなのかも知れません。ですが、あなたが「もったいない」「まだ使える」を具体的な行動として実践する時、自己完結的な行動(衣類であれば、リメイクしたり、ウエスや雑巾にしたり)としてやっていくことに問題はありませんが、他者との関係性の中で実践していく(売る、人に譲る等)ときには「客観的な価値」に目を向けてみることや、時には注意や配慮が必要なケースもあります。
衣類の話ですが、国内では流通しにくい「まだ使える」「もったいない」などのそうした衣類は、アフリカ諸国などに流れその国で安く販売されてしまうため、そこで衣類を作っている産業を壊してしまったり、売れなかったそうした衣類の処分に莫大な費用が掛かってしまっているということもあるそうです。
フリマにおける「リユース・リサイクル」は「目的」ではなく「結果」です。お客さんの「買えた」結果が「リユース・リサイクル」なのであって、「リサイクル」を達成するためにモノを買う人はそこまで多くないと思います。
そこまで仕組みを言っちゃうとですね、フリマやりたがる人といなくなるんじゃないの?と思うかもしれません。
ただ、それでいいと思ってます。やってもらいたくないわけではなく、失敗してほしくないんですね。
人は「出店する」という行動に「失敗」という結果が随伴してしまうと、次回以降の出店する行動が起こりにくくなります。みやぎフリマではリピートする方からしか料金をいただいておりません。出店のリピーターを作らなければ収入が得られない仕組みになっています。
リピーターを作る時には大きく分けて2つアプローチがあります。
「またやりたい!」を作る
「2度とやらない!」を作らない
今は、2度とやらない!を作らないようにという思いで書いております。
失敗にも2つあります。
「失敗は成功のもと」か「単なる失敗」か。
「デキタエイガミタイニ、コトハウマクハコバナイ。」
「フリマ出店って楽しいですよ!」じゃなくて、失敗する可能性をあらかじめ記事にしておるのはそういう意図でございます。
(追伸)リユース相場でも価値があるものこそがいいもの!ということではありません。伝えたいのはあなた自身の主観による価値とあなた以外の人の客観による価値をしっかり切り分けて考えておくべきじゃないかということです。フリーマーケットはあなた以外の誰かに売るわけですからその時に考えておかなければならないのは「客観的な価値」であるということです。
(追伸②)法や道徳による行動の制御ってヒトにしか適用できない行動随伴性。その点、地球上の生物学上の一メンバーの中でも頭一つ出ている存在であることは確か。でも、「今の日本は道徳が壊れている」って感じてるヒトって多くないですか?それ、道徳が壊れてるんじゃなくて、道徳が制御してなかったということの表れだと思います。そもそも、ヒトにしかできないことではあるんですが、ヒトにも難しい。これが道徳や法による行動の制御です。
仮に「今の日本は道徳が壊れている」と感じたとして、その難しさに目を向けずやってきた結果の集積がいまのそういう現状を生みだしているんじゃないでしょうかね。道徳は大事です。でもそこにはきちんとそれが行動に影響する仕組みがあるんですよ。で、その仕組みを理解できて立て直すことができるのもヒトなんですよ。
(追伸③)「しかし、いちいちめんどくせー主催者だな」と自分でも思っております。
リユース相場での上限が1,000円のものがあるとしましょう。
それを参考にして、価格を相場の上限額いっぱい「A」に設定した場合。
1000円相場のものを10個車に積んでフリーマーケットに出店した場合、全部売れたらいくらになるでしょうか?
1万円ですね。
それ以上にはなりません。
このように、フリーマーケットでリユース品を出店する場合の売上には、はじめから上限が存在します。
「自分の売上の上限は1万円だ」と知っていてフリマに出店した場合と、知らずに出店した場合。
売上の上限はどちらの場合も1万円です。知っていようがいまいが1万円なんです。
でも、変化する可能性があるものがあります。
「その人自身の(思考も含めた)行動」ですね。
その「行動の変化」が分かれ道な気がしています。
ではまた次回。
リユース品の多くは、皆さんが価格を設定する前にその「相場」という「客観」の中で価格がすでに決まっています。その相場において、10円のものは100円では売れません。1円のものは10円でも売れないんです。(変動することもあります)
価格設定はもちろん出店者の方の自由ですが、「新品で買ったときの金額」から考えてしまったり、「その商品への思い入れ」「自分によるその商品への評価」などを付加させた「主観」によって決められた価格はフリマではなかなか受け入れてもらえないことがあります。
とまあ、こんなことを以前の記事で書いております。
今日はそのあたりについてもう少し。
ちなみに「リユース相場で買われている金額」とは、「リサイクルショップなどでの買取金額」ではありませんのでご注意ください。
相場の範囲内で価格を設定しておくと、すでに相場を把握しながら買い物に来ているお客さんが多いフリーマーケットでは受け入れてもらいやすくなります。自分が相場を把握しているのでお客さんの値引き交渉などにも対応しやすくなるでしょう。また、「フリマに初めて来てみた」というお客さんにも安心して買い物してもらえるようになります。(今はそうしたお客さんでもスマホなどで相場を確認できる時代です)
オークションアプリやフリマアプリでも「相場を上回る価格」がついている品物があり、それでも売れる場合があります。それを買った方の事情は分かりませんが、「いつか売れるかも」という発想で売る側の立場で考えた場合、「日数を自由に設定して売りに出すことができる」という環境があるからこそできる価格設定です。
また、あまりにも上回りすぎていると、いくら「お安くしますよ~」と声をかけても、値引き交渉すら起こりにくくなります。ボクも経験ありますが「(これ相場の倍以上だな…安くするよとは言ってくれてるけど半額にしてなんて言ったら怒るわな…やめとこ)」なんてこともあるかも知れません。
オークションアプリなどと違って、フリーマーケットは「わずか数時間で売り上げを最大化していく」という環境です。
「価格設定を相場に合わせていく」という作業は、「最大化を図る」というよりは「最大化を妨げないようにする」アプローチと言えるでしょう。
これでみなさんが売りたいものに値段がつきました。
次にぜひやっていただきたいのは、「それが全部売れたら?の把握」です。おおざっぱでも構いません。
その話はまた次回。
こんにちは。
8時から再開いたしますのでよろしくお願いしますm(__)m
うちの先行予約は、「目安」作りが目的です。
予約開始直後、というまだ開催もしていない企画に見通しも立たない状況で予約するわけですから、「過去の経験」をもとにして「予約する」ボタンを押す方々ですね。
つまりは「リピーター」の方々の評価が中心となってあらわれる時期です。
Google評価や、アマゾンでのバイヤーの評価があるじゃないですか。そこを参考にしたりしません?
で、みやぎフリマでそこが分かるのはこの先行予約の時期だけなんですね。
最終的な出店数には現れません。
この時期の出店数の推移を見ずして、みやぎフリマに出店するという行為は
「アマゾンの評価も見ずに、買い物するようなもの」でございます。
では、「あなた以外の方のみやぎフリマに対する2年間のユーザー評価」は?
それがそのまま
「先行予約期間の予約数の推移」
なんですね。
というわけで、よろしくお願いいたします。
~追記~
どうも自分が考える時って「極論」で考えることが多い。白か黒か、ですね。
で、極論て嫌われやすいんですよね。逆に変な賛同も増えるんでしょうが。
でも、ボクが「刺さる」意見て極論が多いし、完全に振り切っちゃってる意見を見たときにハッとする。
というのは、多分、自分で自分の色を作りやすいからでしょうね(無意識)
誰かが作ったグレーって、白の配分も黒の配分もわからないじゃないですか。
その誰かが作ったグレーを、自分のグレーにしたいときに、また誰かのグレーを足してもうまくいかないんすよね。
グレーにグレーを足していくよりは白か黒を足していく方が早いし、作りやすい。
それは、主観を排して科学的な根拠を調べたり、そこに対する振り切った意見を探したり、「ホントにぃ?」と疑ってみたり。
極論なんてのは原色であって、自分で調合して自分の色を作るときのものと考えると、ちょっと極論も面白くなるんじゃないでしょうか?
で、自分の色を持ってる人同士が集まった集合体の方が、気付いたら面白いものになってたりするんじゃないでしょうね?
またお金で例えます。また極論気味。
1万円札という「日本銀行券」を5千円で売っているとしましょう。
これは売れるでしょう。
多くの人が1万円札の価値をわかっているからですね。
100円玉という「政府硬貨」を50円で売っているとしましょう。
これも売れるでしょう。
多くの人が100円玉の価値をわかっているからですね。
では、1万円の「価値」があるものを、5千円で相手に売るには?
100円の「価値」があるものを、50円で相手に売るには?
その商品の1万円の「価値」が分かる人に買ってもらうことです。
100円の「価値」が分かる人に買ってもらうことです。
1万円の「価値」があるものを、5千円でフリマに持っていって売れなかった時。
その時にやるべきことは
「値下げ」ではなく、
「ちぇっ、フリマだから安いものしか売れないんだ」でもなく、
「価値が分かる人にあらかじめ伝えておく」ということです。出店情報の活用ですね。
この種類の「安くても売れない!」が「普遍的とは言えない、趣味色が濃いもの」たちがフリマから消えている原因の一つのように思います。
レコード・レアな古着・レトロ・アンティークなどなど。
売れない!はそうした方の出店を減らします。そうした出店者が減れば、そうしたものを好きなお客さんが減ります。
出しても売れない、行っても見つからないで双方が疲れ切っちゃったんじゃないでしょうかね?
じゃあ、どっちかが「持ってくよ~」か「買いに行くよ~」を「事前に伝えていく」しか方法はありません。
自分の大事なコレクションを整理する時や、手放したくないけど売る時が来たってことがあるかと思います。
ボクなら自分が聞いてきた大事なレコードを手放すときがもし来たら、その価値を共有できる人に譲りたいんですよ。
まずは出店者の方が「持っていくよ~」をやってみましょう。
よろしくお願いいたします。
~追記~
出店情報とは「事前に伝える」ものです。つまり、お客さんの「このお店に行きたい!」を作るということです。
うちは、Instagramでアーカイブというのをやってます。フリマの開催後にその企画の思い出写真を上げております。
アーカイブとは「事後に伝える」ものです。
じゃあ、これがお客さんの何を作り出すか?
実はこれ、お客さんの「行けばよかった!」も作り出していることに気付きました。
■当日は売れなかったレトロな扇風機(Instagramに残ってます)が、後日アーカイブを見た海外バイヤーから問い合わせがあって売れたことがありました。
■当日は売れなかったヴィンテージのバンドTシャツ(Instagramに残ってます)が、後日アーカイブを見た方から問い合わせがあり売れたことがありました。
この時の扇風機もTシャツも出店情報として事前に伝えることはしていませんでしたが、事後のアーカイブでの「行けばよかった!」がこうした結果を生んだわけです。