【大郷町フリマ】7月開催分の総括★

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先日は大変暑い中、ご出店・ご来場ありがとうございました!

夏の暑さ対策として朝6時から始めて12時には帰るという企画でございますが、朝から暑いですからね…、なかなか大変です。

というわけで総括。

総来場者数

実数については時間帯別の方をご参照ください。両日ともお子様連れのお客さんは少なかったですね、両日。30日はカブトムシの出店も多かったのですがほとんど売れなかったようです。

予想通り、「❷たまたまのお客さん」の流入は非常に少なかったです。「フリマに行く!」と決めて家を出ているわけではないので、あの暑さで目指していないイベントに立ち寄ることはほぼないでしょう。

ここはあまり触れても仕方ないところなのでこのくらいにしておきます。

肝心なのは「❶目指してきたお客さん」

時間帯別に記載するようにしました「予想最大来場者数」の値は、毎回広告を出しているので少しづつですが増えていきます。現在が「1398人」。これがみやぎフリマを「❶目指して来るお客さん」の上限です。これ以上の方の来場はありません。

では夏のフリマはどうだったか?「予想最大来場者数の5~6割」でございました。

昨年の夏フリマは予想最大数の10割のお客さんの来場があったと考えています。ただ、人数だけを見ると昨年とほぼ変わらない感じです。これはこれでよかったとも言えますが、少し頭に置いておきたい問題がひとつ。それはまた今度。

売上

売上は以下の通りでございます。

16(日)30(日)
ポピュラー系統(平均値)¥5,000~10,000¥5,000~10,000
スペシャル系統¥110,000¥90,000
ポピュラースペシャル系統¥53,900¥39,000
ポピュラー系統以外は最高額を記載。

特筆すべきことはなかった感じでしょうか。昨年夏のデータがないので比較しようがありませんが、今年のデータをみても他の回にくらべて大きく変化はありませんでした。

まとめ

「土曜日のフリマに近い」感じでしょうか?予想通り、「濃い」フリマだったように思います。

なんてさらっと書いておりますが、このフリマを「いつも通り」で成立させたのは出店者の方と来場者の方なんですね。レイアウトや価格設定を3~6月の間当たり前に試行錯誤しながら工夫してきた結果です。

避難訓練みたいなもんです。普段から備えておくから非常事態も慌てない。普段からレイアウトや価格設定を工夫しているから、夏のフリマでも変わらない。

それだけの話でございます。

【大郷町フリマ】6月開催分の総括★

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先日はご出店・ご来場ありがとうございました!なにげに6月の大郷での開催は初めてでございました。

初日は13時頃から雨が降ってきてしまいまして最後まで開催できませんでしたね…。日曜日は天気が良く、お子様連れの方の来場も前日に比べ非常に多かったですね。ただ、なかなかの気温で出店者の方もお客さんも皆さん大変だったかと思います。両日ともホントにお疲れさまでした。

そんな6月の2daysですが、今後どうなっていくのかなあ、という不安な点もちらほら。

というわけで、総括していきたいと思います★

総来場者数

まずは土曜日。実数は時間帯別の方をご参照ください。ここでひとつ見ていただきたいのが「1ブースあたりの来場者数」。

6/24(土)11.95
6/25(日)23.58

今年に入って土日通してもっとも低い値でした。この値は「総来場者数÷ブース数(物販以外のブースは除く)」で算出しております。(ちなみに昨年はこのくらいの数字で推移しています。)

今回、今年初の土曜日が80ブースに達しておりますが、そのブース数に見合ったお客さんの来場が得られず結果的にもっとも低い値となってしましました。みやぎフリマではこの数値は「ポピュラー系統のお店の売上に影響する値」と考えています。

ちなみに、2020年のKHBフリマのデータがコチラ ↓

土曜日32.78(155ブース/5,082人)
日曜日40.76(150ブース/6,115人)

桁違いですね(;^_^A。うちの最高は4月の仙台で30.62でしたが、大郷町ではまだその値に届いていません。(2021年の10月分は「❷のお客さん」がほとんどなので例外なんです(;^_^A)

KHBフリマの場合は、この「1ブースあたり」と「総来場者数」が掛け合わさっての「よく売れた」でしょうから、「1ブースあたり」だけが近づいたからといってKHBフリマになるわけではないんでしょうが、目安にはしています。

土曜日の来場者数で伸びなかったのが過去のブログでも言っている「❷のお客さん」の流入。推定値で94人と過去開催の中でももっとも低い値でした。ただ、この「❷のお客さん」の流入はみやぎフリマにはどうしようもできません。だからこそ「❶目指してきたお客さん」を増やしていかなければいけないのですが、土曜日は「❶のお客さん」も予測よりも1割減でした。

続きまして日曜日。こちらも実は予測を大きく下回りました。「❷のお客さん」は予測より1割減でしたが「❶のお客さん」が2.5割減でした。出店者数が定員に達したのにも関わらず、「❶のお客さん」の減少は少し予想外でした。

先ほども言いましたが❷のお客さんの減少は防ぐこともできませんからデータを積み重ねながら予測していき「対応していく」しかありません。あとから聞いた話ですが、土曜日の道の駅はこのところお客さんが少なかったようですがこの日はいつもよりも良かったそうです。うちの「❶のお客さん」や出店者さんが立ち寄ってくれたからだと思います。

「❶のお客さん」が予測より下回った状況を少し考えてみたのが ↓

リピーターの方の「リピート間隔」があいてきている。
→ そのあいた「枠」を新規のお客さんが埋めてくれている。
→ つまり、その回の「枠」の数そのものは増えていかない。
洗面器に穴が開いているので蛇口を常に開いておいて新しい水を入れていかないと洗面器の水は減る。現在のみやぎフリマの状況はこれ。加えて、洗面器の穴が大きくなっているイメージ。(あくまで推測。)

肝心なのは「なぜリピート間隔があいてきたのか?」ですが、そこはいろいろありますからなかなか難しいところ。(もちろん間隔があいているのではなく、単純に「行かなくなった」という可能性もあります。)

まずは、現状で「リピート間隔があいてきている」と考えて今後の対策を考えていきたいところです。

売上

各ブースで伺った中での系統別の最高額です(ポピュラー系統はプロ出店を除いた平均値)。系統についてはコチラ

24(土)25(日)
ポピュラー系統(平均値)¥5,000~10,000¥5,000~10,000
スペシャル系統¥110,000¥70,000
ポピュラースペシャル系統¥34,00040,000
¥51,000

土曜日は「1ブースあたり」が非常に低くなりましたが、スペシャル系統への影響はありませんでした。この系統はそもそも「より多くの人が買ってくれるものではない」ので、より多くの人を必要とせず、「1ブースあたり」があまり関係ありません。ただ、「それを買ってくれるたった一人」を呼ばなければいけないのでInstagramでの出店情報の掲載は欠かせません。その結果、今回11万円を売り上げたお店は目指してくる方ができ、開始直後で2万円売上げています。

対してポピュラー系統。ポピュラーとは一般的なものを扱っていて、比較的単価が低いものですから「より多くの人」が買ってくれてようやく売上が上がります。ですから「より多くの人」の人数やその方々の行動の影響を受けやすいのが特徴です。土曜日は人数が少なかったですし、日曜日は気温が高かったということがありました。人数が少なければ売上は上がりにくいですし、気温の高さは探索する行動に影響を与えるのかもしれません。プロ出店の方でこの系統の方がいますが、その売上は平均値を上回っています。そもそもの物量が多い上に、価格設定やレイアウトなどを工夫して「より多くの人がアクセスできるようにしている」お店です。

土曜日は日曜日よりもどうしても「❶のお客さん」が3割近く減少します。今のみやぎフリマのチカラで3割減少してしまうと仮に80ブース集まった場合に「1ブースあたり」の値が今回のように下がる可能性があります。もう少し集客が安定するまでは土曜日の定員を減らしていくことも必要かもしれません。

最後に

今年の開催回数は、すでに昨年を上回っています。また、他会場でのフリマやイベントなども増えてきており、そのあたりがお客さんのリピート間隔に影響を与えていくことが考えられます。そこをカバーできるように広告は出しながらやっていくつもりではありますが、今回の状況を考えると追いつかない可能性もあります。

「みやぎフリマに出店するかしないか」の選択時、あるいは「出店をする場合の対策」を考える場合の参考になさってくださいませ★

【仙台卸町フリマ】ご出店・ご来場ありがとうございました‼★

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今回もありがとうございました!

土曜日は雨予報ではございましたが「雨が降るまで」ということで開催いたしました。昼頃には本格的に降り始め終了となってしまいましたが、出店者の方もうまく対応してくださって天気予報など見ながらギリギリまで頑張ってくださいました。それに応えるようにお客さんも早くから来てくださり、何とかかんとか形にはなりましたかね。

日曜日は天気も良く、いつも通りな感じで開催できました。風速7mの風の強さはありましたが、建物のおかげか出店エリアはそこまで強くならなかったのが幸いでした。(7mの風速は、大郷では開催できない風速です。)

また、日曜日は駐車場に入れない・道路が渋滞などの問題があり、ご迷惑おかけいたしました。特にサンデー様のテナント様で病院があるのですがそちらへの通院に支障があったようで本当にすみませんでした。

いつもはここから各日のまとめみたいなこと書くんですが、今回はちょっとやめとこうかなと思います。来場者数はすでに出しておりますのでそちらをご参照ください。

今回の売り上げはよく似た特徴を持つ2つのお店の売り上げのみにしておきます。

土曜日日曜日
A47,000円78,000円
B42,000円68,000円
ちなみに、「100円のモノを780個売って78,000円」ではありません。

この2つのお店の特徴をもとに、やっぱり考えていきたいのは以下のことでございます。

価格設定

ヤフオク・メルカリ実際の値付け全部売れたら
落札相場100円のものに「300円」の値付けで10個3,000円
落札相場100円のものに「100円」の値付けで10個1,000円
落札相場100円のものに「80円」の値付けで10個800円
価格設定のパターン3つ

【❶の場合】より多くのお客さんが来る会場を選ぶことが必要です。この場合の「より多く」は確率の問題です。買ってもらえる確率が低いので母数を増やすことしか対応策がありません。100人の1%は1人ですが1000人の1%は10人ですよね?ちなみに、この値付けではいわゆる「価格交渉」も起こりませんし、この値段で表示してしまうと誰も近寄らない店になってしまいます。

【❷の場合】❶のケースよりは売れるかもしれません。ここだとおそらく価格交渉も起こります。

【❸の場合】❷よりもさらに売れやすくなります。ただ、売上を増やすためにはより多くのお客さんに買ってもらうことが必要です。この場合の「より多く」は❶のような確率での問題ではなく、シンプルに買ってくれる人数の話です。こういった価格帯のもので売上を上げたい場合も、より多くのお客さんが来る「グランディフリマ」や「村田フリマ」の方が手っ取り早いかも知れません。ちなみに、グランディでも売れなかった場合、みやぎフリマではさらに無理です。人数が少ないからです。

「フリマの相場」「フリマ価格」なんて言葉がありますが、あるのは「中古の相場」だけだと思ってます。「中古の相場に対してどういった値付けをしていくのか」、ただそれだけの話で、それは店舗だろうがフリマだろうが変わりはありません。

フリマの場合、6時間という短時間で売上を上げなければいけないという販売環境なので、より効率よく売上を上げていく必要があります。皆さんは上記3つの価格帯、どこで値付けをしていきたいでしょうか?フリーマーケットにおける値付けは、国内における1999年のヤフオク開始・2013年のメルカリ開始により、この両者のネット相場における制約を受けていますから、そこを完全に無視した値付けは受け入れられにくいです。

まずは、中古の相場をヤフオクやメルカリなどで「自分が売ろうとしているモノが人にいくらで買われているか?」を簡単に調べることからはじめるとよいかも知れません。

上記2つのお店はこのあたりが絶妙でした。

ディスプレイ

価格設定に加えて、ブースのレイアウトも絶妙です。商品へのアクセスがよいのでお客さんが触れます。「見えるように」だけではなく、「触れるように」なってます。

「これをやれば売れる」ではなく、「これがないと売れない」のです。片方の方はフリマ出店の先輩に「絶対品物を下に置くなよ、そんなの関東じゃ相手にされないからな」と言い聞かされていたそうです。

とまあ、書いてはおりますが売れるんですよ。ただ午前中だけですね、おそらく。触りにくいものを自分から触りに来てくれるのは「朝一番からくるフリマのスペシャリスト」みたいなお客さんだけで、その方がいるのは午前中だけです。

この2つのお店は終わりまでお客さんが立ち寄りました。だから午後からも売れるんですね。

持ってくるものは何でもいいんです。何が売れるかは分かりません。ただ、価格設定とディスプレイ、ここだけはしっかり考えておいた方がよいでしょうね。この2つが土台です。土台がないと家は建ちませんよね?

これをしっかりやった上で、いろんな品物を幅広く持ってきていたこの2つのお店が仙台では多くの人に受け入れられる結果となりました。

この2つのお店は大郷フリマでも売上が安定していましたが、仙台ではさらにその上を行く売り上げがあったわけです。

最後に

みやぎフリマはよく「出店料が安い」と言われております。初回の方も無料です。ただですね、これホント間違えないでください。

かからないのは「金銭的なコスト」だけです。それ以外の肉体的コスト・時間的コスト・精神的コスト・頭脳的コスト。これらは普通にかかります。かけないと、結果が出にくいです。

他のグランディフリマや村田フリマは確かに金銭的なコストはかかりますが、他の4つのコストは圧倒的にかかりません。ブルーシートに広げるだけでどんどん売れるそうです。時間も手間もいらないんですよ。頭脳もいりません。いらないもの持ってきてブルーシート広げてその上に置くだけですから。

そのグランディや村田で売れなかったら、試すまでもなくうちでは無理です。

ホントこれ、よろしくお願いします。

【大郷町フリマ】ご出店・ご来場ありがとうございました!!!

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先日はご出店・ご来場ありがとうございました!

土曜日開催は3/4に続いて2回目。なかなかおもしろい結果になったんじゃないかと思っております。

土日開催の場合、フリマ好きの方々にとってのスタートは「土曜日」なんですね。

そのことがなんとなーく見えた土曜日開催でした。

今回の総括はやりがいあり!

というわけで早速。

来場者数

土曜日は出店者の方・来場者の方どちらも「休みじゃない」という事情もありますから、そのあたり考慮して来場者の方については、みやぎフリマを目指してきた方の人数は「予想最大来場者数」の7割で計算しておりました。

今回で言えば「1,091人」が予想最大来場者数でしたので、「763人」は目指してくる方がいると考えていたわけです。

まあ、最終的にそこのはっきりした数字は分かりませんが、総数が「809人」で、来場者数計測での皆さんの様子を見ていると割合的には ↓ という感じです。

予想最大来場者数当初7割で計算実際(5.6割)
1,091763606

4月は今のところ道の駅おおさとのお客さんも多くない状況だそうで、その1番の要因と考えられるのが「お花見」だそうです。

となると、この土曜日の「目指してきたお客さん」の数は予想最大数の7割で計算していましたが、さらにそこから1.5割減少したのは「お花見」の影響もあったかもしれません。

恐るべし「お花見シーズン」…。

でもまあ、先日のグランディフリマも「WBC」の影響で人出が午後前あたりからだったとも聞いていますからそういうもんなのでしょう。

まとめますと、こんな感じ。

ブース数来場者数
45ブース809

こうして数字を見ると、閑散としてる感じ出てますねえ。実際、やや閑散としておりました(;^_^A

で、これが、土曜日のイメージですね。そしてこのイメージが土曜日の来場を減らし、出店を減らしていきます。

ただ、肝心なのは、「行動に随伴した結果」です。

● 出店した結果、売れたのか?

● 来場した結果、つまんなかったのか?

です。

その指標のひとつが「売上」ですね。

売上の例

こちらが今回の売上を聞いた方の実例。

4/8
(土)
来場者数
809
出店料売上目標実際の売上利益手数料率
¥0¥5,000¥5,000
¥0¥16,000¥16,000
¥1,000¥10,000¥5,000¥4,00025%
¥1,000¥10,000¥8,000¥7,00012.5%
¥1,000¥10,000¥10,000¥9,00010.00%
¥1,000¥10,000¥16,000¥15,0006.25%
¥1,000¥10,000¥40,000¥49,0002.5%
¥2,000¥20,000¥43,000¥41,0004.65%
¥2,000¥20,000¥50,000¥58,0004%
¥2,000¥20,000¥80,000¥78,0002.56%
2022/06/26来場者数
683
¥0¥0¥140,000¥140,0000.00%
赤字は手数料率をフリマアプリと合わせた場合。

最高額は8万円。(この方、19日の日曜日よりも売上は上がりました。)確かに下がった方もいますが、横ばいの方もいらっしゃいましたね。そのあたりはいつも通り。

出店した結果 → 売れた

出店者「売れた」 = 「来場者」買えた

ですから

土曜日に来ていただいた方の全員とは言いませんが、「良い経験」として残ったんじゃないかと思います。

これが一番知りたかったところですね、今回。

土曜日だからと言って手を抜く出店者の方もいません。いいものは土曜日にもあります。

土曜日だからと言って行くのをやめるフリマ好きもいません。ですからいいものを持ってくるとこの方々が買ってくれています。

ちなみに、2回目以降の出店料が安いのも「土曜日」です笑

みやぎフリマでは売上が上がりにくいもの

そんな土曜日のフリマですが、これはうちでは厳しいかなあというものがあります。で実際に厳しかったもの。

完全に人数に比例して売れるもの」ですね。これは厳しいかもしれません。

● 飲食やキッチンカー

● そもそもの「相場での価格」が安く、「数」を売らなけらば売上が上がらないもの

などです。

オークションアプリなどを覗いてみると中古での相場がわかります。

「相場での価格」が100円のもので10,000円売上を上げようと思ったら100個売らなければいけません。その人数の確保は土曜日では難しいかもしれませんし、うちだと日曜日でも難しいかもしれません。

そういったものは「グランディフリマ」や「村田フリマ」などの集客力があってお客さんの認知度も高いところの方が売上が上がりやすいかと思います。いわゆる「フリマの相場=100円」みたいなものがお客さんや出店者の方にもしっかり根付いていて、「お買い得品がたくさんある」と多くの人に認知されている人気の会場ですね。仮にその会場でも難しかった場合、みやぎフリマではさらに無理です。

実際、みやぎフリマだと単価が低めの設定のお店は売上が全く上がっていません。来場者数が少ないからですね。

※今回、8万円売り上げたお店は、100円のものを800個売ったわけではないんです。

最後に

去年は土曜日開催を避けてきました。出店数が減り、来場者数も減るというのがなんとなく見えていたからです。で、実際やっぱりそうです。

ただ、実際開催してみて売上の結果を見ると、それなりに行けるかなあという気がしております。

それにしても、もう少し出店数はあった方がいいでしょうし、お客さんももう少しいてくれた方がよいので、そのあたりは何とかしていきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

【大郷町フリマ】今回もご出店・ご来場ありがとうございました!★

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本日は、ご出店・ご来場ありがとうございました!!

まあ、とにかく寒かったですね、風も強いし。

それでもお客さんはよく足を運んでくださいましたし、出店者の方も最後まで頑張ってくださいました。本当にありがとうございました!

個人的には、やっぱり10~20代の若い人の姿を会場内で見られるようになってきたのは嬉しいですね。自分もフリマを知ったのは20代前半でしたし、当時は1995年あたりでKHBフリマ全盛でした。きっかけはそのテレビCMでしたから、やっぱり広告はしっかり出していきたいところです。(テレビCMって「自分で調べてたどり着く情報」(主体的)ではなく、「勝手に視界に飛び込んでくる情報」(客体的)です。)

というわけで、今回のフリーマーケットをポイントごとに総括してまいりましょう。

来場者数とその内訳

総来場者数は1,312人。このあたりは「時間帯別来場者推移」をご参照ください。

問題はその中での、❶のお客さん「目指してきた方」と、❷のお客さん「たまたま寄った方」の割合。

今回は、❶のお客さんは予想最大数の6割にしてます。ちなみに3/4の土曜日は7割にしてました。

なんで6割か?

人数計測で戸惑う人が多かったという点ですね。

時間帯で言うと10時以降。ここから「え?なにこれ」という方が増え始めました。❷のお客さんの流入が増え始めたということです。そこからはもう人数計測の声掛けを止めることができないくらいでしたから、そうしたことを踏まえると「あらかじめやり方が分かっていた=目指してきた=❶のお客さん」の割合は6割くらいかなあ、という感じです。

つまり、「きちんとお客さんを呼べなかった」ということです。

実際の「売り上げ」と「手数料率」の事例

3/19
(日)
来場者数
1,312
出店料売上目標実際の売上利益手数料率
¥0¥13,000¥13,000
¥1,000¥10,000¥3,000¥2,00033.3%
¥1,000¥10,000¥10,000¥9,00010.00%
¥1,000¥10,000¥16,000¥15,0006.25%
¥1,000¥10,000¥20,000¥19,0005.00%
¥2,000¥20,000¥50,000¥48,0004.00%
¥2,000¥20,000¥60,000¥58,0003.33%
¥3,000¥30,000¥70,000¥67,0004.28%
2022/06/26来場者数
683
¥0¥0¥140,000¥140,0000.00%
赤字は手数料率をフリマアプリと合わせた場合。

今回はこんな感じ。

最高売上は前回よりも下がりました。

前回3/5(日)にも出店された方については、「下がった」「横ばい」「上がった」など様々。

総来場者数が前回よりも1,980→1,312人に減少してますから「下がった」はなんとなくうなづけますが、「横ばい」「上がった」は意外ですよね?

少し面白いエピソード。

●10時の集金時に「売上350円…。」という方が、最終的に7万円になったそうです。

●いつもより売上が行ってなかった方が、終了間際に来たお客さんが2万4千円分買ってくれて最終的には売上が上がったそうです。

まとめますと、

総来場者数の減少はありましたが、売上が極端に減った方や極端に少なかった方はごくわずかだった

ということでよいかと思います。

出店情報掲載」の効果

みやぎフリマでは、Instagramを使用して、どんなものを持ってくるのか?どんなお店が出店するのか?をあらかじめお客さんに伝えていく取り組みをしておりますが、明らかに「Instagramを見てきました」とおっしゃった方がいたケースをご紹介。

●ヘラクレスオオカブト虫の幼虫

●昭和レトロな四つ足テレビ(ひとめぼれだったそうです)

●ANA50周年の記念自転車

ちなみに価格は100円ではありませんし、多くの人が欲しがるような一般的なものでもありません。

最後に

上は「出店させたが勝ち」で、きわめて短期的で現代的。Aを操作しながら行動を誘発するだけだから、Aをどう変化させるかがポイント。

みやぎフリマが採用している随伴性は下の随伴性です。短期目線で考えた場合、きついんですが、これをしっかりやらないと、うちの場合はコスト面において中長期的にみるときつくなってきます。

上の随伴性は、その刺激にインパクトがあればあるほど、出店者の方の刺激弁別が起こりやすくなり、「その刺激がないと出店しない」という結果を生じる可能性があるので、中長期的に見るとコストが非常に高くなっていってしまう懸念があるんですね。「大規模化」が前提となって、精神的・身体的・時間的・知能的コストがかかりすぎて、肝心な下の随伴性の達成にコストをかけられなくなることは避けたいとこです。、うちは。

どちらかというと、コストは下の随伴性のためにかけていきたいし、今もこうして書いている結果のフィードバックこそがみなさんにとっての先行条件になればと思っております。

本日は本当にありがとうございました!!!

余談として。

おまわりさんが隠れて交通違反を取り締まっていることがありますよね?あれは、「おまわりさん」という刺激の有無によって、「安全運転」という行動の生起が左右されないようにしているわかりやすい例じゃないかと思います。刺激弁別が起こらないようにしているんでしょうね。

国民が、「おまわりさんが立っていないと安全運転ができない」という状況ができてしまうと、おまわりさんが何人いても足りませんからね。隠れて小銭を稼いでいるわけではなく、国民が標識を手がかりにしたり教習所で習ったルールに基づいて安全運転を自発させるためには「隠れて取り締まる」というのは必要なアプローチなんですね。政府や大企業の方法論を見ていると、この三項随伴性についてものすごく理解している気がします。

【大郷町フリマ】ご出店・ご来場ありがとうございました!★

2日間、ご出店・ご来場ありがとうございました!

皆さんにとってこの2日間はいかがだったでしょうか?

総括と行きたいところですが、なかなかまとめるのが大変で、次回まで間に合いそうにないんでインスタライブ機能を使いまして3/6(月)20:00から30分程度話そうかなと思います。

よろしくお願いいたします。

【ベルサンピアフリマ】アンテナvol.13 総括。そして大郷町フリマの予測。

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先日はご出店ありがとうございました!

2ヵ所に分けての開催、お客さんの流れがうまくできるか不安なところでしたが、下の入口での計測だけで856人ですから流れはできたんじゃないかと思います。

というわけで総括していきながら、大郷町フリマとの違い・秋の大郷町フリマの予測なども交えてお話していこうと思います。

来場者数について

総来場者数は856人。

各時間帯の推移についてはすでに示しているので割愛。

しつこいくらい書いているのでわかっている方も多いと思いますが、地理上、ベルサンピアフリマは上表の【❶みやぎフリマの集客】のみです。

つまり、【みやぎフリマの実力が一番わかる会場】ということですね。

で、ベルサンピアフリマ過去開催時の来場者指数と実際の来場者数を照らし合わせたのがコチラ↓    ⇒ 来場者指数とは?

日付当時の
予測指数
倍率来場者数
4/17169×2.82 ⇒ 477
5/22210中止
6/26246×2.78 ⇒ 683
9/11295×2.90 ⇒ 856

2.8周辺の数字をかけると、来場者数になるんですね。
2.8には何の根拠もありません。たまたまです。でも9/11開催前になんとなーく「800人くらいかな」なんて思ってたらその通りでした。なんなんでしょうね(;^_^A

で、参考までに。

グランディ21や村田フリマの会場も条件はベルサンピアと同じです。【❶主催者の集客】以外での流入がありません。

主催者ごとの比較がコチラ ↓

KHBフリマ6,000人以上
グランディフリマ2,000人以上
村田フリマ1,000人以上
みやぎフリマ856人

と、まあこんな感じです。

売上について

平均的には前回より上がったんじゃないでしょうかね?ただ、売れた人とそうじゃない人の差はありました。

で、今回注目したいのは売上よりも「人が見ていく時間」。

❶-1は、【始まる前から来て、並べている先から「これいくら?」という行動がとれる方々】です。この方の流入は6時から10時くらいでしょうかね?並べている先から商品を手に取れるわけですからレイアウトはほぼ関係ないでしょう。ベテランです。

❶-2は、【開始時間前後から来て、各ブースを回って買い物する方々】です。開催時間中全般にわたって流入があります。広告を見てきてくださった方々なので買い物が目的です。

この❶-2の方のほとんどが【ベテランの方ほど積極的に商品を手に取れないけどフリマは好き】という方々だと思っています。どちらかというと、「広告を見た」というところ以外は❷の方に近い方じゃないでしょうか?

今回もやっぱり「人がよく見ていくお店」は「レイアウトがフリマ的じゃないお店」の方々でした。しかも開始前から終わり間際まで。もちろん増減はあります。

見ていくお店はなぜ見ていくかというと「人気があるから」ではありません。「見やすい」からです。

逆に、フリマ的なレイアウトとは「地面にブルーシート」ですね。

これで買い物できるのは「❶-1」の方々です。で、その方々は10時でいなくなります。

10時以降も「地面にブルーシート」を続けると、❶-2の方はそういう環境に慣れていない方々ですので「上から眺めながら通り過ぎる人」はいても、「商品を手に取る人」はいなくなります。

もちろん、「上から眺めながら通り過ぎる」という行動にはそれぞれの事情があり、例えばボクなら子供服を買うことはありませんから「子供服だ」と分かれば子供服のお店は「見ながらスルー」しますが、「見たいけど見れなくて」という状況があるのも確かです。 うちの企画で「売れない」が一番多いレイアウト

開催時間全般にわたって、「見る」がしやすい環境、「見る」を阻害しない環境を用意しておくことは今のみやぎフリマ企画では必須かもしれません。

道の駅おおさとフリマの予測

道の駅おおさとフリマの来場者の方は❶の方々に加え【❷たまたま寄った】方々が加わります。

❶の方々の人数をベルサンピアフリマの【来場者指数×2.8】を使うと出せますから、過去開催時の【❷たまたま寄った】方々の人数も出すことができます。あくまで予測ですが…。

それがコチラ↓

総来場者数当時の予測指数×2.8❷の方々
10/311,6012321,369
11/201,6163561,260
11/212,0163611,655
4/291,150504646
5/291,533616917
7/18831731100
7/31884748136
8/21900781119
夏は❷の方々の流入が激減してますが、道の駅おおさとのお客さんも少なかったとも伺いましたし、とにかく「涼⇒暑」への移動は相当動機がないと無理なんじゃないでしょうか?

まあ、ホントに予測なんであまりあてにしないでいただきたいのですが、これを感覚的に「あり得るかもなあ」と感じられる場所がありまして、

それがまずは例の「人数計測」なんですね。

「人数計測やりますからご協力お願いいたします。」は計測開始以来、ホームページとインスタグラムで事前にお知らせしていました。ですので❶の方は「来る前に」知っていたと思います。

でも、❷の方々は見てませんから知りません。

あの人数計測、ぱっと見「募金」みたいに見えるので皆さん財布を出します。「人数計測」と事前にわかっていないとあの場で言われずにやるのが難しいんですね。受付女子から「みんな言わないと財布出しちゃってましたね」という反省がありましたから、1601人に対して1300人ができていなかったらそういう感覚でしょうね。それが5月開催までの5回。

で、受付女子「皆さん言わなくてもほとんどできてましたよ」が夏の3回だったわけです。900人に対して100人ならそういう感覚になるでしょう。

で、もう一つは昨年の3回の売り上げ。

みやフリ開始以来の見たことない人数に、いつも来場者指数やホームページの動きを見ているボクは「う~ん、呼んだ人がこんなに来るわけないんだよなあ…」と思いながらも、「みんなの売り上げ上がればいっか」なんて思って各店舗回りましたが、「朝だけだったわ」「いやあ…」という反応が圧倒的に多かったんですね。

これつまり、❷の方の特徴(上表参照)そのままだったんじゃないでしょうか?

というわけで、今回は大胆にも来場者数を予測!

9/23開催時来場者数予測

❶みやぎフリマ
の集客
❷たまたま
寄った人
来場者指数×2.8800人

最後に

やってれば値踏みされていくのは当たり前なんでそこは承知なんですがね。お気づきの方も多いと思いますが、ボク、グランディフリマを全く目指していません

2個も3個もいらないでしょ?同じもの。

毎回集金に回ってますが、毎回言われるのが「グランディの方が売れる」。

で、それ言う人を見てると2通りいらっしゃるんですね。

それがコチラ↓

グランディフリマみやぎフリマ
A. 地面にブルーシート売れる売れない
B.見やすいレイアウト売れる売れる

ひょっとしたらそれ、

「グランディは売れた」じゃなくて、

「グランディじゃなきゃ売れない」

じゃないですかね?

というのが今日のオチ。

うちの場合、「❶-2 」「❷の方」の普段の買い物スタイルに近づけてあげることが先です。で、その買い物スタイルはみなさんがスーパー・コンビニ・ドラッグストア・洋服屋さんで品物を手に取るときと同じです。

床に品物並んでますか?

値段は聞かなきゃわからないですか?

店員さんがそばにいる状況で買い物できますか?

そういうところです、きっと。

退屈極まりない社会の中で究極の絶対的ポジティブ思考を目指すとしたら、完璧なネガティブ志向でいくしかないこともあるんだよ。(『ジョン・ライドン自伝』)