
「行間を読む」の意味は”隠れた意味や意図を読み取る”
「行間を読む」の意味は、文章や言葉には現れていない“隠れた意味や意図を察して読み取ること”です。文章に書かれている内容をそのまま受け止めて理解するのではなく、筆者が本当はどんなことを伝えたいのかを、書かれている内容から想像して汲み取ることを表しています。
文章だけではなく会話や物事に対しても、隠されている意味や意図を読み取ることを意味する言葉として使います。
日頃より特別なご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。
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マーケット運営においては、短期的および中長期的なメリットを両立させることが求められ、同時に短期的および中長期的なデメリットは最小化する必要があります。
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エンドユーザー来場前の時間帯における皆様の購入行動は、
出店者様の売上に大いに寄与し、次回以降の出店機会の増加が期待されます。
しかしながら、出店者様の短期的な利益の積み重ねが、自動的に出店者様並びにマーケット運営の中長期的なメリットにつながるわけではありません。
みやぎフリマでは、出店者様の商品が売れるように、広告に年間売上の40%近くを投資しています。広告を通して来場いただいた新規ユーザーに優れた体験を提供しリピートを促すことは重要な目標です。
しかし、その体験のひとつである「良い品物が購入できた」という体験が、皆様の購入行動によって損なわれることは、マーケット全体にとって大きな問題です。
特に、ビンテージ古着の出店者様の売上の大半が、店舗販売者によるまとめ買いに依存している事例が多数確認されています。これにより出店者様には利益が生じますが、マーケット全体としては、エンドユーザーの体験機会が損なわれる結果となっています。
もちろん、商品が売れなかった場合には出店者様にリスクが伴いますので、マーケットとして皆様の来場を否定する意図はありません。また、転売業者を排除するような一部の世間の流れにも興味がありません。皆様が大きなリュックを背負って来場される姿や、お子様と一緒に値下げ交渉をされる姿勢を否定するものでもありません。
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つきましては、来場の時間を見直していただけますでしょうか。
具体的には、皆様が現在訪れている開始前の時間帯から13:00までをエンドユーザーの優先時間とさせていただきます。
出店者様がしっかりとエンドユーザーに商品を届けた後に、
残ったものを購入する形であれば、出店者様の短期的な売上を確保しつつ、マーケット運営における中長期的な利益にも支障をきたすことはありません。
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公共の乗り物における高齢者、身体の不自由な方、妊婦、子供連れの方の優先席があるように、ほりだしものJCTにはエンドユーザーの優先時間帯を定めます。
空いている時は座っても構わないように、
13時以降は来場いただいて問題ありません。
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これはルールではなくマナーであり、
罰則もなければ禁止でもありません。
ただ、困っている人がいる時に座っていれば
白い目で見られるのと同じように
優先時間帯に来場すれば白い目で見られるかもしれません。
「マナー」として定義し
当日、あるいはこれから先の出店者様やエンドユーザーの方々と共有していくことで、
「マナー違反者には売らない」という
選択肢も生まれるかも知れません。
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皆様のご協力により、このマーケットはより多くの方々に喜びを提供し続けることができます。私たちの目指すところは、すべての参加者が満足できる環境を整えることです。皆様の理解と協力があってこそ、エンドユーザーの方々にも新たな発見や満足感を提供できるのです。
皆様が、ネットあるいはご自身のお店のエンドユーザーへの体験を優先するように、みやぎフリマもエンドユーザーへの体験を最優先させたいと考えています。
今後とも、より良いマーケット作りに向けて皆様と共に歩んでいきたいと思います
引き続き、ご協力とご理解のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
みやぎフリマ