正札(しょうふだ)エリア 販売ルール
第1条(目的及び用語の説明)
- 「正札(しょうふだ)販売」とは、出店者があらかじめ価格を定め、来場者に分かる形で表示したうえで販売する方式をいいます。
- 正札販売エリアは、表示した価格を販売価格として取り扱うという考え方に基づいて設けられています。
- 価格の設定は出店者の自由です。ただし、表示した価格からの値引き交渉や、来場者とのやり取りによるその場での価格変更等は行わないものとします。
- 正札(しょうふだ)エリアは、表示価格に基づき、価格を固定したうえで販売を行うという考え方に基づいて設けられたエリアで、だれもが安心して買い物できる環境をつくることを目的としています。本ルールは、そのための共通ルールです。
第2条(価格表示)
- 表示価格がすべての方に対する販売価格となります。
- 同一価格の商品を複数まとめて陳列する場合は、個別に値札を付さなくてもよいです。ただし、その場合は「この箱の中はすべて100円」等、当該商品の価格が一括して明確に分かる表示を行ってください。
- 割引販売、セット販売等を行う場合は、その内容および適用条件を事前に明示してください。。
- くじ引き、じゃんけん等による割引を実施する場合は、割引率・参加条件・適用方法を事前に明示してください。
- 「価格交渉可」「ご相談ください」「値引きできます」などの表示は認められません。誤解を生む表現や、交渉を前提とした案内表示はお控えください。
- 口頭のみでの割引や、表示のない特別価格の適用は認められません。
👉「目に見えるように書く、貼る、掲示する」が必須です。「口で言えば」は認められません。
👉割引ルールは、まずは書いてみて書きにくいものはやめておきましょう。その時点で、あなたが決めたそのルールは、すべての人に公平なルールではなくなっている可能性があります。
第3条(表示価格での販売)
- 表示されている価格が、そのまま販売価格となります。
- 表示と違う価格で販売することや、お客さまごとに価格を変えることはできません。
第4条(価格交渉について)
- 正札エリアでは、来場者からの価格交渉には一切応じてはいけません。
- 出店者から来場者へ値引きの提案や、特別価格の案内を行うこともできません。
- 表示している価格が、そのまま販売価格となります。
- 「価格交渉可」「ご相談ください」「値引きできます」などの表示を、目に見える形で示す場合であっても、正札エリアでは認められません。
- 交渉を誘発するような誤解を生む表現や、交渉を前提とした案内表示はできません。
第5条(価格変更)
- 開催終了時間に向けて価格を変更する場合は、販売前に値札等を変更し、来場者全体にわかる形で表示してください。
- 個別来場者の反応・購買意思に応じて、その場で表示価格を変更することはできません。
- 割引を実施する場合は、割引率・対象商品・実施条件を事前に明示してください。
- 悩んでいる個別来場者に対して段階的に割引率を変更する行為や、特定の来場者への販売後に割引表示を撤去する行為は禁止します。
- 上記に反する行為は、価格交渉に準ずる違反行為として取り扱います。
- 販売時点で表示されている価格が適用されます。
- 口頭のみの変更は認められません。
- なお、形式上は表示をしているように見えても、実質的に個別交渉と判断される行為や、価格が明確に表示されていない状態での販売、その他運営が不適切と判断する方法については、罰金等の対象となります。
第6条(割引販売)
- 「〇点で〇円」などの販売方法は、あらかじめ明確に表示していれば可能です。
- 個別の交渉によるまとめ買い割引等はできません。
- 口頭のみの割引は認められません。
第7条(表示がない商品の扱い)
- 価格表示のない商品は販売できません。
- 表示の不備がある場合、運営から販売を一時停止していただく場合があります。
- 風などで値札が外れてしまう、飛んでしまう等のやむを得ない事情については、速やかに再表示していただければ問題ありません。
- ただし、価格表示を意図的に行わない場合や、表示が著しく不明瞭な状態での販売、繰り返し是正に応じない場合など、悪質または継続的な違反と判断される場合は、罰金その他の措置の対象となることがあります。
第8条(罰金について)
以下の行為が確認された場合、罰金の対象となります。
- 個別交渉に応じた場合
- 来場者ごとに価格を変更した場合
- 表示価格と異なる価格で販売した場合
- 価格表示を行わず販売した場合
罰金額は、1件につき3,000円、または当該販売売上額の10%のいずれか高い金額とします。
悪質または繰り返しの違反があった場合は、罰金の追加、販売停止、出店停止、退場等の対応を行うことがあります。
第9条(違反の確認方法)
違反の確認は、以下の方法で行われます。
- 出店者ご本人からの申告
- 他の出店者からの通報
- 来場者からの通報
- 運営スタッフによる巡回確認
通報があった場合、運営が状況を確認し判断します。
👉一番わかっているのは「あなた自身」です。まずはご自分で「売ってしまいました、払います」と申告してください。難しくありません。やらなければいいだけです。
第10条(最終判断)
違反の判断および対応については、運営の判断に基づき決定します。
👉細かく抜け道を探すのではなく、正札エリアの趣旨に沿って、シンプルで分かりやすい販売をお願いいたします。その上でわからないことはお気軽にご相談ください。
■ 第8条(罰金について)の意味(出店者保護について)
この罰金規定は、出店者を守るための仕組みです。
正札エリアでは、来場者の方にも価格交渉はしないようにお願いしております。ですが、交渉をされる方もいるかもしれません。ですので、価格交渉を断る際に
「ルールで罰金がかかってしまうので、すみません」
と説明していただいてかまいません。ちなみに「あなた、ルール違反ですよ」はやめておきましょう。トラブルのもとです。それは運営側でお伝えします。
価格交渉は、相手から「少しくらい引いてくれてもいいのに」と思われがちで、
断る側が悪者のような空気になりやすいものです。
しかし正札エリアでは、
引かないのは出店者のせいではなく、主催者のせいです。
つまり、
・出店者がケチなのではない
・感じが悪いのではない
・サービスが悪いのではない
ルールだからできない。
この構造があることで、心理的負担なく販売ができます。
ですが、
ルールを破った場合は当然、罰金をお支払いいただきます。
これが、正札エリア、つまり「ほりだしものジャンクション」出店時に皆さんの安心を守る設計です。
■ 正札エリアについて大切な考え方
正札エリアのルールは、このエリアの最も重要な前提です。
しかし、このルールがあるから売れる、というものではありません。
正札エリアは「安心して買える環境」をつくる仕組みです。
売上を保証する仕組みではありません。
値下げ交渉ができない以上、出店者にはよりしっかりとした価格設定が求められます。
・市場相場を調べる
・類似商品の価格を確認する
・自分の商品価値を理解する
交渉ができないということは、
最初の価格がすべてになるということです。
また、価格だけでなく、
・見やすい陳列
・安心して選べる雰囲気づくり
こうした「販売設計」も重要になります。
正札エリアは、
交渉で売る場所ではなく、
設計で売る場所です。
私たち運営も、売れる環境づくりにできる限り取り組んでいます。
・集客を強化しています
・Instagramを活用し、出店者それぞれの商品に人が直接届く導線をつくっています
・会場全体の信頼性を高めるために正札ルールを設けています
出店者だけに求めているわけではありません。
私たちもできる限りはやっています。
だからこそ、
正札にしたから売れる、という考えではなく、
運営の集客 × 出店者の価格戦略 × 販売設計
この掛け算で売上をつくっていければ、と考えています。
安心な環境は用意します。
売れるかどうかは、共につくるものです。
正札エリアはほりだしものジャンクションそのものです。
ちなみに、交渉遊戯は「エリアを作った」だけで、募集開始は100年後にしています。ひょっとしたらボクが生きている間に「募集する」ことはできないかもしれません。
よろしくお願いいたします。
