【大郷町フリマ】今回もご出店・ご来場ありがとうございました!★

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本日は、ご出店・ご来場ありがとうございました!!

まあ、とにかく寒かったですね、風も強いし。

それでもお客さんはよく足を運んでくださいましたし、出店者の方も最後まで頑張ってくださいました。本当にありがとうございました!

個人的には、やっぱり10~20代の若い人の姿を会場内で見られるようになってきたのは嬉しいですね。自分もフリマを知ったのは20代前半でしたし、当時は1995年あたりでKHBフリマ全盛でした。きっかけはそのテレビCMでしたから、やっぱり広告はしっかり出していきたいところです。(テレビCMって「自分で調べてたどり着く情報」(主体的)ではなく、「勝手に視界に飛び込んでくる情報」(客体的)です。)

というわけで、今回のフリーマーケットをポイントごとに総括してまいりましょう。

来場者数とその内訳

総来場者数は1,312人。このあたりは「時間帯別来場者推移」をご参照ください。

問題はその中での、❶のお客さん「目指してきた方」と、❷のお客さん「たまたま寄った方」の割合。

今回は、❶のお客さんは予想最大数の6割にしてます。ちなみに3/4の土曜日は7割にしてました。

なんで6割か?

人数計測で戸惑う人が多かったという点ですね。

時間帯で言うと10時以降。ここから「え?なにこれ」という方が増え始めました。❷のお客さんの流入が増え始めたということです。そこからはもう人数計測の声掛けを止めることができないくらいでしたから、そうしたことを踏まえると「あらかじめやり方が分かっていた=目指してきた=❶のお客さん」の割合は6割くらいかなあ、という感じです。

つまり、「きちんとお客さんを呼べなかった」ということです。

実際の「売り上げ」と「手数料率」の事例

3/19
(日)
来場者数
1,312
出店料売上目標実際の売上利益手数料率
¥0¥13,000¥13,000
¥1,000¥10,000¥3,000¥2,00033.3%
¥1,000¥10,000¥10,000¥9,00010.00%
¥1,000¥10,000¥16,000¥15,0006.25%
¥1,000¥10,000¥20,000¥19,0005.00%
¥2,000¥20,000¥50,000¥48,0004.00%
¥2,000¥20,000¥60,000¥58,0003.33%
¥3,000¥30,000¥70,000¥67,0004.28%
2022/06/26来場者数
683
¥0¥0¥140,000¥140,0000.00%
赤字は手数料率をフリマアプリと合わせた場合。

今回はこんな感じ。

最高売上は前回よりも下がりました。

前回3/5(日)にも出店された方については、「下がった」「横ばい」「上がった」など様々。

総来場者数が前回よりも1,980→1,312人に減少してますから「下がった」はなんとなくうなづけますが、「横ばい」「上がった」は意外ですよね?

少し面白いエピソード。

●10時の集金時に「売上350円…。」という方が、最終的に7万円になったそうです。

●いつもより売上が行ってなかった方が、終了間際に来たお客さんが2万4千円分買ってくれて最終的には売上が上がったそうです。

まとめますと、

総来場者数の減少はありましたが、売上が極端に減った方や極端に少なかった方はごくわずかだった

ということでよいかと思います。

出店情報掲載」の効果

みやぎフリマでは、Instagramを使用して、どんなものを持ってくるのか?どんなお店が出店するのか?をあらかじめお客さんに伝えていく取り組みをしておりますが、明らかに「Instagramを見てきました」とおっしゃった方がいたケースをご紹介。

●ヘラクレスオオカブト虫の幼虫

●昭和レトロな四つ足テレビ(ひとめぼれだったそうです)

●ANA50周年の記念自転車

ちなみに価格は100円ではありませんし、多くの人が欲しがるような一般的なものでもありません。

最後に

上は「出店させたが勝ち」で、きわめて短期的で現代的。Aを操作しながら行動を誘発するだけだから、Aをどう変化させるかがポイント。

みやぎフリマが採用している随伴性は下の随伴性です。短期目線で考えた場合、きついんですが、これをしっかりやらないと、うちの場合はコスト面において中長期的にみるときつくなってきます。

上の随伴性は、その刺激にインパクトがあればあるほど、出店者の方の刺激弁別が起こりやすくなり、「その刺激がないと出店しない」という結果を生じる可能性があるので、中長期的に見るとコストが非常に高くなっていってしまう懸念があるんですね。「大規模化」が前提となって、精神的・身体的・時間的・知能的コストがかかりすぎて、肝心な下の随伴性の達成にコストをかけられなくなることは避けたいとこです。、うちは。

どちらかというと、コストは下の随伴性のためにかけていきたいし、今もこうして書いている結果のフィードバックこそがみなさんにとっての先行条件になればと思っております。

本日は本当にありがとうございました!!!

余談として。

おまわりさんが隠れて交通違反を取り締まっていることがありますよね?あれは、「おまわりさん」という刺激の有無によって、「安全運転」という行動の生起が左右されないようにしているわかりやすい例じゃないかと思います。刺激弁別が起こらないようにしているんでしょうね。

国民が、「おまわりさんが立っていないと安全運転ができない」という状況ができてしまうと、おまわりさんが何人いても足りませんからね。隠れて小銭を稼いでいるわけではなく、国民が標識を手がかりにしたり教習所で習ったルールに基づいて安全運転を自発させるためには「隠れて取り締まる」というのは必要なアプローチなんですね。政府や大企業の方法論を見ていると、この三項随伴性についてものすごく理解している気がします。