先日は、ご出店・ご来場ありがとうございました!
土曜日は強風予報でしたがそのまま開催いたしました、めずらしく。基本的にこういうときはやらない方向なんですが、出店者の方はキャンセル自由、来場者の方にもインスタのライブ機能を使って出店状況などはお知らせすることができるので「開催はします。で、出店するのも、来場するのも自由です」というスタイルでやりました。こういう時にSNS使ってるメリットを生かしたいわけです。ただ、伝え方には課題が残りましたね。少しずつ改善していこうと思います。
日曜日は良好なコンディションで開催できました。前日の来場者数が伸びなかっただけに心配でしたがなんとか形になりました。
というわけで要点ひとつ。
相場をもとにした値付けをする出店者が増えてきている
これは確実に感じました。で、こういう出店者の方、この先どんどん増えてくると思ってますし、そこが将来的にはフリマ出店前の値付けのスタンダードになると思っています。そもそも、相場を調べてその品物の客観的価値に目を向けておくのは、自分以外の他者との関連性の中でやっていくフリマにおいては常識とも言えます。
そして、そうした出店者のニーズにこたえられるマーケットを作っていけるかどうかが、みやぎフリマがこの先も続いていけるかどうか、県内の他のフリマとくっきり差別化を図っていけるかどうかの重要なポイントのひとつでもあります。
相場とは「市場で取引されるその時々の商品・株式・債券・外国為替などの値段。時価。市価。」です。中古品においてはネットオークションやフリマアプリでの落札額ということになるでしょうか。
「フリマアプリより手数料分少し安くしてます。転売しても利益が出ないくらいのところだから、買って行ってくれたのはそのものが好きな人だと思います。」ここまでしっかり言語化できてる人が増えてきてます。で、自分の大切してきたものを売ってる人が多いです。
今回はそこにしっかりいい結果が出たケースが多かった。特に海外古着。
これが前回の記事で書いた「価値観の共有」です。それがあの日のマーケットでしっかり起こっていたのは個人的には嬉しい出来事でした。
一方でこの現象、お客さんが離れることにもつながります。
だれが離れるの? 従来のフリマユーザーの方々ですね。
従来のフリマユーザーの方々にとって、みやぎフリマは「面白くない」んです。
「相場の半額以下で面白いものを買いたいのに、相場で値をつけられて面白いものが並んでも意味がない」んですね。「そんなのフリマじゃない!」というところでしょうか。
ここはホントに申し訳ないのですが、相場がパソコンやスマホで簡単に調べられる時代において、相場の半額以下で面白いものを出す出店者を集めるのはこの先難しくなるんじゃないかと思ってます。
何卒ご理解くださいませ。
とは言え、こちら。相場の半額以下どころじゃないところで見つけました。
THE CUREのBADGE。5.5cmサイズ。おそらく1970年代後半から80年代のもの。
最高。
またよろしくお願いいたします!