先日は本当にありがとうございました!
強風予報の為、やるかやらないかを大変悩みましたが、時間を変更して開催いたしました。多くの出店者・多くのお客さんにその変更にも対応していただき、開催したことを正解にしていただくことができました。本当にありがとうございました!!!
しばらく総括みたいな記事は書いておりませんでしたが、今回は少しだけ書いておこうと思います。来場者数・売上などは一覧にしておりますのでそちらをご確認ください。(スマホの場合、まずは「時間帯別来場者数推移」「各企画売上履歴」を開いていただき、→【右上のメニュー】→【「スプレッドシートで開く」もしくは「Chromeで開く」を選択】で指先で拡大・縮小が可能になります。)
お客さんには「❶目指してきたお客さん」と「❷たまたま寄ったお客さん」がいます。
道の駅はロードサイドなのでこの「❷たまたま寄ったお客さん」が来てくれますが、今回は天候も良くなかったのでそこまで多くの人の流入はありませんでした。寄ってくれた方も、滞在時間が非常に短かかったように思います。「寒い中でのイベントへの備え」がないからだと考えています。これについては「暑い夏」も同様です。「暑い中、屋外にいたくない」のです。(なので毎年夏は6~12時開催にしています。)
みやぎフリマでは、「❷たまたま寄ったお客さん」が「立ち寄ってくれる」「買い物を楽しんでくれる」のは、気候条件が良い時だけだと思っています。
気候条件は変動がつきものですし、気候をヒトが操作することはできません。「❷たまたま寄ったお客さん」をメインターゲットにしたマーケットを作り上げてしまうと、この、ヒトが操作できない気候に常に依存せざるを得ません。「天気が悪いと人が来ない」「寒いと売れない」など、ギャンブル性が非常に高くなりすぎて、開催自体だけでなく、来場者数も出店数も安定しないのはこうしたマーケットです。
今回は、「寒いのは寒い。午後から風が強くなっちゃうから予定通りの開催じゃできない。じゃあ、寒いのはしょうがないから、風が弱い午前中にやっちゃいましょう」ということで開催しました。
それをやろうと思えたのは、「ほりだしものジャンクションは❶目指してきたお客さんが中心のマーケット」だと思っているからです。
「❶目指してきたお客さん」は、寒ければ寒さに対応した服装で出かけることが可能です。予定の変更はSNS・ホームページを通じて細かく伝達することができます。
ほりだしものジャンクションを、この「❶目指してきたお客さん」で埋め尽くすには、「目指していける目安」を作らなければいけません。
この目安にはいろいろあります。●いつやるのか●どこでやるのか●何時から何時までやるのか●何ブース募集しているのか。
それに加えて、今回は、いつもより多くの出店者の方に●どんなお店が出るのかという目安づくりに協力していただけました。「インスタグラムを使った出店情報」ですね。
こうした具体的な「目安」がお客さんの「寒いけどあったかい格好していこう!」「遠いけど行ってみよう!」「時間変更だって!ちょっと早起きしていこう!」という行動を作っていけたんだと思います。
こうした出店者の方の工夫がお客さんの行動を引き出していくわけですし、お客さんのこうした行動が今後出店者の工夫をさらに引き出していくわけです。そこを少しだけですがお手伝いしながら今年もやってまいります。よろしくお願いいたします。
今回は本当にありがとうございました!!!
追記)
予報は「10時くらいから5㍍くらいの風が吹きはじめ、以降徐々に強くなっていく」予報でした。ですが、会場はごくまれに突風のような風が吹くことがある程度で、開催時間中ほとんどの時間帯が穏やかでした。キッチンカーののぼりが地上5㍍くらいのところにあり風になびいていましたが、地上はそうでもなかったんですね。結果、午後もしばらくは開催できました。
いつも見ているこの予報の観測地点は「鹿島台」というところで、道の駅おおさとより北に位置しています。
この観測地点での開催時間中の当日のデータをみると、風速は確かに6㍍でした。でも南西の風だったんですね。道の駅は南側に若干建物もありますし、鹿島台とは少し事情が違うんでしょう。
これが北西・北北西・西からの6㍍だと難しいんでしょう。実際、終了前は徐々に西寄りに変化してきて会場内も風が強くなり始めましたし、過去のデータをみても確かに西寄りに変化していました。
前日までの予報も、風向きは南寄りでずばり当たっていたので、「予報が南寄りの風の場合は、風速5メートル以上の場合でも、道の駅周辺は影響が少なく開催できるかもしれない。」ということになります。
またお天気のゴキゲンをうかがいながらやらなきゃなんないような時には参考にしていきたいと思います。