【みやぎフリマ】ありがとうございました!2024.04.28and29

先日はありがとうございました!両日お天気に恵まれ、良いコンディションで開催できました。ただ暑すぎましたけどね。

「天気に恵まれなかったほりジャン」。3月にこれは見てきました。

「天気に恵まれたときのほりジャン」。今度はこれをずっと見たかったわけですが、ようやく見ることができました。結果、すごかった。出店者の方もお客さんも。ホントに近くから遠くから多くの方が駆けつけてくれました。本当にありがとうございました!!!

というわけで要点ひとつ。

「相場の半額以下でなら売れるマーケット」。それがフリーマーケット。

出店を考えている人がいるとしましょう。「相場の半額以下でなら売れるマーケット」と「相場周辺でも売れるマーケット」。どっちに出したいでしょうか?

ボクは後者、「相場周辺でも売れるマーケット」じゃないかと考えています。

で、これは覚えておいてください。

日本における「フリーマーケット」と冠された多くの企画は「相場の半額以下でなら売れるマーケット」です。集まるお客さんも、出店者の方もそう考えています。

半額以下で買えますから、お客さんは集まります。ただ、出店者の方は半額でしか売れませんから普通は出店しませんし、面白いものは並べにくいです。

そうしたフリーマーケットに対し、お客さんから「最近のフリマはいいものが出ないよね」「出店者も減ったよね」と耳にすることがあります。

出るわけがありません

半額でしか売れないマーケットに「面白いもの持っていこう!」という人は稀でしょう。「半額でしか売れないマーケット」=「フリーマーケット」には「いらないもの、捨ててもいいものを持っていく」のがふつうです。

この「いらないもの・捨ててもいいもの」の中から面白いものを見つけるのがフリマですし、これまでのフリマにはその中にも面白いものがあったんでしょう。

じゃあなんで「最近はいいものが出なくなったのか?」

出店する前に家で仕分けるからだと思います。スマホひとつで相場は分かりますから、「高く売れるものは持っていかない」、「いらないもの・捨ててもいいものはフリマに持っていく」。

こうして見ると、「フリマに面白いものが並ばない」のは、ごく自然で当たり前な流れだと思います。そして、この先はますますその傾向は強くなると考えています。

じゃあ、今のほりだしものジャンクションは?

実は「相場周辺でも売れる」部分も出てきています。相場周辺でも売れるという状況は、「相場周辺で出店する人」と「相場周辺で買う人」が必要です。今のほりジャンにはこの両方があるということです。

相場周辺で買う人に、当日偶発的に出会ったお店もあれば、インスタ出店情報でご自分で意図して呼ぶことができた事例もあります。

いつも出してくださっているお店でも、「いいものはあるよ。でもさすがにフリマ価格では出せないんだよなあ」という方がいました。

そういう方にはお願いしています。

今までの「半額で出していた部分はそのまま100個持ってきて」

「相場周辺で売りたいものがあったらその100個に付け足して」もってきてみてください。(全部を相場周辺に戻すのは危険すぎる。)

そして、その付け足した部分をインスタ出店情報を使って買ってくれる人との「価値観の共有」が起こるようにしてみてください。

こうしたことが、前回も記事にしたこの先の「高頻度開催における来場者減・売上減」のリスクを回避する一つの手段になると考えています。

よろしくお願いいたします。

今回は本当にありがとうございました!!!