前回のお話は、
「ブルーシート」+「人が自分の正面でいらっしゃいませ~。どうぞ見てってください~。」
このお店がもっとも探索できない。
だけどフリマと言えばこのスタイル。
「探索できる」人はいいけど、「探索できない」人には「いいもの買えた!」はもちろん、「ワクワク」も「ドキドキ」も「宝探し感」もない。
これからのフリマユーザーは増えるのか?便利なフリマアプリあるのに?
というお話でございました。
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今日はもうちょっと掘り下げて、
上の表の「B」と「C」タイプの話。
このタイプで出店されている方は「いやいや、うちのブースだっていっぱい人見に来るぞ!しかも売れてるし!ドキドキしてるぜみんな!」と思うかもしれません。
ただ、「開催時間の前半だけ」じゃありません?
グランディなら10:00くらいまで?よくて11:00?
そう、このレイアウトのお店の特徴は「午前で終わる」です。
で、「B」はまだいいんです。「午前は売れた」ですから。ただ、「D」だと「一日通して売れない」なんてことになります。始まりもせず終わります。みやぎフリマ非公式の方々はまさにこれ。「今日も場所代も行かなかった~」「どうしてくれんのよ~」とみちのくフリマの社長さんに詰め寄る始末。
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じゃあなぜ「午前」だけなのか?
レイアウトの対象が「既存のユーザーのみ」だからじゃないですか?
「B」と「C」タイプのレイアウトは「既存ユーザーの方の持つ高いスキル」があってようやく探索できるレイアウトですから対象は「既存のみ」ですね。
既存ユーザーの方は「早く行っていいものを買う」ので朝早くから来て午前中に帰ります。
こうなると、このお店は「午前で終わる」ということになります。このレイアウトのお店に並んでいる品物を探索できる人がいなくなるので当然です。
*この状況を「午前でいいものがなくなったからねえ」と言う方がいますが、「品物が全部なくなった」か「見て触って確かめてという行動を午前と同じくらいの人がやった。その結果、みんな買わずに置いていった。」がないと「いいものがなくなったから」にならないと思うんですがどうでしょう。細かすぎ?(;^_^A
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5/29(日)開催時はまさにこれでした。
うちは「既存ユーザー」の方の多くを納得させるようなブース数ではありませんから、「既存ユーザー」の方の流入はおそらく少な目です。
そうなると、「B」・「D」のお店は午前も早々に「終わり」ます。
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ところが終わらなかったのは「A」と「C」のお店。
見る人が絶えません。
「売れた」とは「探索した」結果の上にしか成り立ちませんから、「探索した人」が多ければ自然と売れていきます。
結果、「売れたよ!」が多かったのはこのお店でした。
どうやら、この方たちの思考は「来た」⇒「売れた」じゃないんですね。
「来た人」に「どう探索させるか」を考えて工夫して、その結果が「売れた」なんです。
それが話を聞いていてわかりました。
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まとめ。
この方々の「売れた」は、お客さんの「買えた」です。
この方々の「見ていく人多かった」は、「お客さんにワクワク・ドキドキ・宝探し感を与えられた」です。
で、それは既存ユーザーの方に対してもですし、新規のユーザーの方にも。
新規ユーザーの方にこうした経験があると「新しいリターンユーザー(既存ユーザーの増加)」としてまた来てくれる可能性があります。
そのタイプは「A」と「C」
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というわけで、何が言いたいかというと。
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テーブル貸し出しやってます。1台300円。数量限定。
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これが今日のオチでございますm(__)m