【フリーマーケット】続・来場者の方は❶❷の方々がいます

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前々回の記事で道の駅おおさとでの開催時には❶の方々と❷の方々がきますよ~という話をしました。

ただ、これはみやぎフリマだけに限りません。飲食店やスーパーマーケットなどの小売店、大型ショッピングセンターの中のテナント店舗、キッチンカーなどの移動販売も❶❷のお客さんで構成されているんじゃないでしょうか?

みやぎフリマを目指したお客さん(開催予定を知っていて来たお客さん)

たまたまやってたから来たお客さん(開催予定を知らなかったお客さん)

じゃあ、その❶と❷のお客さんを増やすときにはどうしたらよいか?

まったくアプローチが違います。

❶のお客さんを増やす→「Instagramでの広告配信」や「フリマガイドへの掲載」という方法で宣伝や告知を行なっています。

❷のお客さんを増やす→「当日人が通る会場で開催する」でしょうか。自然な人出がある施設の駐車場などで開催するということです。ちなみに、道の駅やホームセンターに事前にポスターを貼ったり、チラシを置くのは❶のお客さんを増やすアプローチです。

ここまではよろしいかと思います。

では、ここまでを踏まえて。

A.→ ❶の「目指してきたお客さんだけ1,000人」のフリマ

B.→ ❷の「たまたまやってたから寄ってくれたお客さんだけ1,000人」のフリマ

みなさんはどっちに出店してみたいですか?

ちょっとお考え下さい。

ではまた。

【フリーマーケット】安くても売れない!其の壱

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※来場者数の話、飛んじゃいました(;^_^A

フリマは「100円じゃなきゃ売れない!」なんてこと聞いたりもします。

いやいや、そんなことはないですよ。

それどころか、「100円でも売れない」ことがございます。

そんなお話。(ちょっと極論気味です)

もし、フリマで「日本銀行券」や「政府硬貨」が売っていたら。

この商品(お金)はみんな買うんじゃないでしょうか?

でもそんな喉から手が出るほどみんなが欲しい商品(お金)ですが、「100円でも買わない」というケースがあります。

1円玉、5円玉、10円玉、50円玉を100円で売ってる時ですね。

このときに、「100円でも売れないじゃないか!😡他行く!」とイライラするかもしれません。「今日は買ってくれる人いなかったなあ…。また頑張ろう!」と思うかもしれません。

でも他に出店場所を探すことも、また頑張ってみることも有効な解決策ではありません。

リユース品の多くは、皆さんが価格を設定する前にその「相場」という「客観」の中で価格がすでに決まっています。その相場において、10円のものは100円では売れません。1円のものは10円でも売れないんです。(変動することもあります)

価格設定はもちろん出店者の方の自由ですが、「新品で買ったときの金額」から考えてしまったり、「その商品への思い入れ」「自分によるその商品への評価」などを付加させた「主観」によって決められた価格はフリマではなかなか受け入れてもらえないことがあります。

その商品のリユースとしての相場が分かっている・手軽にスマホでリユース相場を調べられる環境にあるお客さんに、そうした価格を受け入れてもらうことはなかなか難しいでしょうし、現在のみやぎフリマの集客では「1円玉や50円玉を100円で買うお客さん」を呼ぶことは非常に困難です。

長く繰り返し出店していればいつかは買ってもらえる日が来るかもしれません。

ですが、開催時間6時間の中で売上を最大化していきたい場合、そのもっとも手っ取り早い方法のひとつとして「開催前の事前準備の中で皆さん自身で価格をリユースの相場と合わせておく」ことは、目標金額を定め、それに見合った会場の選定を行う上でも必須の事項かと思います。※ちなみに、参照していくべきは「売っている価格」ではなく「買われている価格」かと思います。

こうして相場を把握しておくと、値段の交渉がスムーズにいくことにもつながります。

主観的な価格を設定してしまった場合、お客さんからの「もう少し安くならないですか?」などの値段交渉について、あまりいい印象を持たないかもしれません。ですが、ご自身が相場を把握しておくと、お互いがその範囲内で交渉していくことがしやすくなります。

こういう目線を持っておくことは、何もフリマだけで使えるスキルではありません。日常的な買い物の中にも反映されてくるかと思います。

買う時点では「あ、安い!」で買ったとしても、1年後のリユース相場ではさらに安く10円なんてこともあるでしょう。そうなると、「あ~ほぼ使い捨てなんだ」というものが今は結構多いことに気づいたりもするんじゃないでしょうか?

「安くても売れない!」

こうした方は、一度相場と照合してみて価格の見直しをしてみるのもいいかもしれません。

次回は、もう一つの「安くても売れない!」について。

【フリーマーケット】来場者の方は❶❷の方々がいます

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みやぎフリマに来てくれるお客さんは大きく2つに分かれます。

❶ みやぎフリマを目指したお客さん(開催予定を知っていて来たお客さん)

❷ たまたまやってたから来たお客さん(開催予定を知らなかったお客さん)

です。

この❶❷のお客さん以外はいません。(当たり前)

❶の方々❷の方々
道の駅おおさと最大値は来場者指数
サンデー仙台卸町店最大値は来場者指数
ベルサンピアみやぎ泉最大値は来場者指数
利府ハウジングギャラリー最大値は来場者指数

3月開催の「道の駅おおさと」は❶のお客さんと❷のお客さんで構成されます。

❶だけでもないし、❷だけでもありません。

❶+❷です。

まずは❷のお客さん。

この方々は、3月4日、もしくは5日に道の駅おおさとでフリーマーケットがあることを知りません。このホームページもInstagramも見たことがありません。今、どんなに広告を出しても伝えることができません。出店される皆さんが出店しているのを、当日お店の前を通るときに初めて知る方々です。

対して❶のお客さん。

この方々は、3月4日、もしくは5日に道の駅おおさとでフリーマーケットがあることを知っています。すでにホームページやInstagramを見ていますし、当日までにどちらかを見ている方々です。出店される皆さんの出店情報を今のうちから事前に伝えることができるのはこの方々です。

❶の方も❷の方も当日会場に来てくださる方々ですが、「会場に来るまでの過程」がまったく違いますよね?

出店者の方におかれましては、まずはこの❶の方々と❷の方々の違いを、しっかり切り分けて考えていくとよいかと思います。

次回は、「みやぎフリマ開催履歴から見る❶❷それぞれの方々の人数の算出方法」

余談ですが、「ベルサンピアでやるの?人来ないんじゃない?」「グランディーでやれば?人来るでしょ」はたまに言われてましたが、❶❷をしっかり切り分けて考えてないとそういう考え方になります。❶のお客さんを呼べれば来る(ベルサンピア)し、❶のお客さんを呼ばなければ来ない(グランディ)からです。「あまり❷のお客さんがいないベルサンピアでやるから人が来ない」わけではありませんし、「有名なグランディでやるから人が来る」わけではないんですね。

~来場者の方へ~

いつも書いている内容が「出店者の方向け」に偏っておりますが、それは「売れるフリーマーケット」を作っていきたいからです、多分。(無意識にそっちに偏ってます。)

でもですね、これはいつも思ってることですが、出店者の方の「売れた」の反対にあるのは、常に皆さんの「買えた」なんですね。「売れなかった」の反対はもちろん「買えなかった」です。

「買えたフリマ」と「買えなかったフリマ」、どっちに「また行きたい!」と思ってもらえるかと言えば、「買えたフリマ」なんじゃないでしょうか。

皆さんの「買えるフリーマーケット作り」でもありますので、なにとぞお許しくださいませ。

【フリーマーケット】出店料を皆さんの売上の10%に

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ちょっと前にも書きましたが、これがうちの一つの目標です。

このあたりをわかりやすく表にしますと、こう↓なります。

出店料売上の目標金額
出店料¥5,000 のフリマ¥50,000
出店料¥4,000 のフリマ¥40,000
出店料¥3,000 のフリマ¥30,000
出店料¥2,000 のフリマ¥20,000みやぎフリマ
出店料¥1,000 のフリマ¥10,000みやぎフリマ
出店料¥500 のフリマ¥5,000みやぎフリマ
出店料¥0 のフリマみやぎフリマ

みやぎフリマでは、皆さんの出店料における1,000円の負担の違いは、売上においては10,000円と考えています。

出店料が1,000円あがったら1,000円多く売れればよい、ではないんですね。

売上だけを中心に考えた場合。

例えば、10,000円を手元に残したい場合、その企画の出店料別にみると

出店料売上割合
出店料¥500円 のフリマで売上が10,500円 だと4.76 %
出店料1,000円 のフリマで売上が11,000円 だと9.09 %
出店料2,000円 のフリマで売上が12,000円 だと16.7 %
出店料3,000円 のフリマで売上が13,000円 だと23.1 %

手元に残る金額はどの企画においても確かに1万円ですが、売上に対する出店料の割合はどんどん高くなっていきます。

どんな企画もたいがいこの出店料はかかりますから、「売上金額」だけを見るのではなく、「売上金額に対する出店料の割合」を中心して考えていくと、目標金額を下げることも可能になります。

単純に「売上」か、「売上に対する出店料の割合」か、どちらの考え方を採用するかは皆さんの選択ですが、1年に1度、毎年春と秋で1回ずつなど中長期的な目線でフリーマーケットへの出店をお考えの場合、出店料というコストの割合を考えておくことも重要だと考えております。

ただ、交通費や金銭面以外のコスト(頭脳・体力・時間・精神)は一定でかかりますから、そのあたりは皆さんの工夫次第です。交通費はフリマ出店のコストと考えず、レジャーやドライブ、旅行のコストとして考えている方もいらっしゃいます。

中には値付けや商品の積み込み、商品のディスプレイなどの効率化を積極的に図っている方もいます。コストを「金銭」という側面だけでなく、「5つトータル」で考えているんですね。

2023年みやぎフリマでは、土日で出店料に差をつけていきます。

3月期の開催は500円と1,000円で行きますので、上手に選んで組み合わせていってください。

初回出店の方は出店料が1ブース分無料です。

よろしくお願いいたしますm(__)m

【フリーマーケット】出店予約数を伝えるということの意味

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みやぎフリマではその企画の出店予約数をあらかじめ伝えるようにしています。

この「あらかじめ」というところがポイントです。

「来てからわかる」「行ってからのお楽しみ」では遅いんですね。

特に出店数が少ない時。

例えば、「募集数80ブース!」での看板を見て、「80ブースのフリマに行きたい」と考えている人がいるとしましょう。

でも実際行ってみたら20ブースしか出ていない企画にその人が行ってしまったとき、次回の「募集数80ブース!」はもう20ブースにしか見えなくなります。

でも、「募集数80ブース!でも予約数は20ブース!」であれば、その人はその企画に行かなくて済むんですね。

つまりは「わざわざ出かけたのに」という失敗経験を積まなくて済むんです。

この経験は、「あそこは出店数が少ないんだよなあ」という思い込みを作っていきます。宮城のフリマ通の方ならご存知でしょうが、そうやって成立するのが難しくなっていく企画もありますよね?

こうやって思い込みが蔓延してしまった企画は、「ある日突然80ブース集まった」となっても人は来ません。

なのでうちは「少なくても」予約数を公開しています。出店数が少なくて来ない人が多いなら、多くの方が出店しやすくしていけばよいわけで、そういう工夫はしていきたい。

まあ、「そもそも募集数の80ブースが少ない」という方もいらっしゃるとは思いますが(;^_^A

うちは今年土曜日開催ってのをやっていこうと思っています。(今のところ)

ここでのお客さん側の思い込みは「土曜日って出店数少ないんだよなあ」となるわけですが、そこの実数を伝えていくことでどうなるかはちょっと見ていきたいですね。

あとは、この「少ないからやめとこうかな」と多くの人が思う土曜日の企画に来る少数のお客さんは、相当フリマが好きな人でしょうから、そのあたりのことを考えても土曜日の企画と日曜日の企画はまたちょっと違うものになる気もしております。

そこに実際の来場者数も伝えていきながら、出店者の方がきちんと見通しを持って出店できて、土曜日の企画もきちんと成立していけるようにやっていこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。