【みやぎフリマ】ほりだしものジャンクション2日間開催、ありがとうございました!!!Part.1

2日間ありがとうございました!!!

土曜日は雨予報があり6-12開催に切り替えて開催、日曜日は予想以上にコンディションも良く気持ちよく開催できました。

今年は土日連続開催というスタイルでやっておりますが、なかなか難しいもんだなあというのを改めて実感した2日間でございました。

というわけで総括してまいりたいと思います。今回は2部構成。まずは土曜日。

来場者数

こちらの実数は時間帯別のほうをご参照ください。

❶について、当初の予想では4.5割でしたが、さらに1割下がって3.5割とかなり低い数字でした。ここについては

①雨の予報

②そもそもの予約数の実数が少ないことで「目指していくには物足りない」と感じた方が多かった

③日曜日は普通に開催できる見込みがあったため、土曜日にわざわざ行く必要もなかった

ということで理解しております。②についてはこれでいいと思っていますし、ここは意図的です。

A.)80ブース募集!→雨予報→「減るに違いない、行くのやめよう」

B.)80ブース募集!→雨予報→37ブース→「少ないな、行くのやめよう」

みやぎフリマがやりたいのは「B」です。AもBも当日の「行かない」は同じなんですが、その手掛かりが「雨」なのか「37ブース」なのか、この違いはとても大切です。

ただ、この「37ブース」という情報にどれだけの人がアクセスしているか?が問題ではありますが(;^_^A。まだいらっしゃいます。「え~、これだけ?」という方。「これだけ(37ブース)です」と皆さんがお家を出る前にわかるようにしていますからぜひ確認していただきたいと思います。

ただ、この「え~これだけ?」もとても大切。この「会場に来てガッカリ」は「行く前にホームページを確認する」行動をこの方に生起させてくれることでしょう。

売上

来場者数に関して言えば、37ブースに対して「65%の方は来なかった」ということになり、「35%の方は来た」ということになります。

じゃあ、「37ブースに対して集まった35%」で売れたのか?を「あき・びと」で売上を伺ったお店分だけですが見ていきましょう。連続出店の方は比較として両日分あげています。

土曜日日曜日
A.(スペシャル)90,00040,000
B.(ミックス)43,00041,000
C.(ミックス)25,000100,000
D.(ポピュラー)10,000いかない20,000
E.(ポピュラー)8,00020,000
F.(スペシャル)20,00030,000
G.(ポピュラー)15,000
H.(スペシャル)50,000
I(スペシャル)37,30025,000

こんな感じです。

スペシャル系統は売れましたね。そもそも「人数で売るものではないから」です。ポピュラー系統の一般ユーザーの方も少ない人数ながらも上記ぐらいはいきました。

ただ、条件としてこうしたことは満たしているお店で、その中でも「インスタでの出店情報」という目安があるのとないのとでは随分違ったのではないでしょうか?また。ディスプレイをよくしていくことで❷のお客さんも上手に巻き込んでいくことができるのも特徴です。

まとめ

2日間連続開催の時の土曜日は、単に「土曜日」としてではなく「初日」としてお客さんにも出店者の方にも伝えていきたいですね。

そういうところもあって今回の土曜日は開催時間を変更してでも開催させていただきました。今回は天候の悪さもあいまって、「行ってみて良かった!」をさらに演出できたんじゃないでしょうか?

来年も土曜日は1000円設定で行こうと考えています。一般の方にとっても参加しやすい環境設定になっていますのでぜひチャレンジしてみてください。

出店料を売上の10%にするためには?

車の中が空っぽになって帰った人を見たことがないというところからのご提案。車に積んだ分の半分売れればよい方じゃないか?ということです。

出店料必要な売上車に積む商品の値付け商品のリユース相場
土曜日1,000円10,000円20,000円分20,000円以上
日曜日2,000円20,000円40,000円分40,000円以上
g3,500円35,000円70,000円分70,000円以上
1,000円10,000円10,000円分10,000円以下

1)リユース相場が20,000円以上のものに、

2)相場の範囲内で値付けをして20,000円分の商品を車に積みこみ、

3)当日売上10,000円を目指す。

4)そうすると、メルカリやヤフオクと手数料率(10%)が並ぶ。

★1)の手続き(リユース相場を調べる)は事前にとっておきましょう。ここの段階で1万円以下の場合は、「わりにあわない」結果が生じやすくなります。(のパターン)

【みやぎフリマ】ほりだしものJCT、ご出店・ご来場ありがとうございました!

10.8(日)は「ほりだしものジャンクション」、ご出店・ご来場ありがとうございました!お天気も良く、とても良いコンディションで開催できました。

当日ははるばる横浜から、SNSでの影響力もある古着屋さんの出店もあり20代の方々の来場が非常に多くありました。今までなかなかその世代の来場を増やすことができなかっただけに、会場にその世代の方々がたくさんいる風景は見ていてうれしくなりました。

また、その古着屋さんの出店は個人的にはとても刺激になりました。

やっぱり「自分でやる」ということが根底にあるんですよ。その上で、方法論が現代的でかつ効果的な方法を使ってる。でも、方法だけを模したものにならずきちんと結果も残せていけているのはやっぱり自分の「売れた」が反対側の「買えた」であることを考えているからでしょう。

方法は違えど、主体性のある人が集まった時のみやぎフリマほど面白いものはございません。まあ、それはみやぎフリマに限らずなんでもそうでしょう?

前日10.7(土)は強風の予報があり中止となりましてご迷惑おかけいたしました。開催の可否は前日で決めておりますので、行く前になるべくホームページ等で確認をお願いいたします。

というわけで総括。

来場者数

ここは時間帯別をご参照ください。

今回のこの数字は古着屋さんの影響があり、「現在のみやぎフリマの集客力や、今後のみやぎフリマへの展望を示すものにはなっていない」とお考え下さい。そのぐらいすごい古着屋さんでした。

で、ここから考えると、次回は減ります。残念ながら。

売上

来場者数の増加に伴い、「あき・びと」カテゴリは全体的に上がりました。つまり、あがったのは見やすい環境を作っている方だけです。もちろん、「ものが良かった」もありますが、どう考えてもヒトの行動の順番は「見る」が先。その「見る」の上に「モノの良さ」があっただけのことだと思います。

これ、しっかり理解しておきましょう。行動は「見る→買う」の順番で起こります。

最後に

ブルーシートで売るとき、「なんで売れなかったんだろうな」は考えない方が良いです。で、相談に乗ることもできません。

だいぶ寒くなってきてファンヒーターを使う季節になりました。「スイッチを入れたけどファンヒーターがつかない」なんてことがあったとしましょう。あなたは「なんでつかないんだろうなあ」としばらく考えていました。すると周りの人に「コンセント入ってないからじゃない?」と言われました。「え?」。よく見ると、コンセントが入っていませんでした。

ブルーシートで売る時「なんで売れなかったんだろうな」を考える行為は、コンセントをつないでないファンヒーターに対して「なんでつかないんだろうな」と考えているようなものです。

ブルーシートでも売れることがあります。「ブルーシートでも売れるんですけど」と言われることもあります。ファンヒーターの例だと「コンセント入ってなくても動く」ということになりますね。それ多分、「コンセントが入ってなくても動く仕組みを持つファンヒーターなだけ」です。言い換えると、「ブルーシートでも売れる仕組みはある。あるけど、それはブルーシートだから売れるわけではなく、他の条件による影響なんじゃない?」ということです。

ブルーシートでも売れる仕組みを、お客さんの行動レベルで考えたり、商品力の影響によるものである可能性を考慮できるヒトはいません。ただ、「売れた」という結果を言うだけです。それはできるんですよ、ヒトは。そして「売れた」という結果を、非常に抽象的な出来事や環境などと関連付けて理解していくんですね。いわゆる、迷信行動のメカニズムです。

ヒトはこれ、好きです。好きですし、お友達増やすときには非常に便利でラクです。こうした抽象的にものごとを理解し、抽象的な言葉を使って説明していくことのメインの機能は「他のヒトとのコミュニケーション」なんじゃないでしょうか、実は。ですので、「伝言ゲーム」もやりやすいです。普段はこれで十分。

ただ、この思考パターン。問題を解決したり、より良くしていきたい時など、何かに本当に向き合っていかなきゃいけない時には不向きです。また、抽象的な言葉での伝言ゲームは後ろの方の人には間違って伝わってしまうことがあります。一見、共有できているように見えますが、まったくできていないことありません?

このあたり、うまく思考を使い分けながら生きていきたいですね。日々、そんな風に思っておりますが、いかがなもんでしょう。

またよろしくお願いいたします。

【フリーマーケット】一般ユーザーの方向け。売れているお店は必ず持っている(気がする)! 出店時に持っておきたい5つの要素《簡易版》

10月から一般ユーザーの方は『フリーマーケット』か『あき・びと』かを選んでいただくようになり、『あき・びと』では以下の❶❷を満たしていただくことが必要となります。

「あき・びと」出店希望の一般ユーザーの方

ただ、『フリーマーケット』を選択したとしても、以下の5つの要素については持っておくとよいかも知れません。

(あくまで、フリマ初出店の一般ユーザーの方向けのお話です)

❶ 『品物へのアクセスの良さ』がある

例)手に取って確認しやすいレイアウト・お客さんのパーソナルスペースの確保・見たら聞いたら触ったら買わなきゃいけないプレッシャーを与えない(→自分の位置・自分達の位置を考慮)など

『買う』の前には必ず『見る』があることを理解しているお店で、Instagramなどで確認することができます。ぜひ参考にしてみてください。

大郷町開催分でもっとも気を遣うのは『何を持ってくるか?』よりも先にこの、『アクセスのしやすさについてどう工夫するか?』です。ちなみに、グランディフリマでは必要ありません。『探索しにくい環境でも探索できるスキルを持っている人=フリマのリピーター』がたくさん来るからです。『グランディはブルシにぶん投げておいても売れるからラク』が合言葉ですよね?

❷ 『《¥1》~《リユース相場》の中での幅』がある

例)相場の90%オフで出す品物(=お買い得)もあれば、相場通りで出す品物(=中古品における《定価》)もあるお店

オークションやフリマアプリでリユース相場を調べて見ましょう(売られている価格ではなく、取引が完了している額)。相場が2000円であれば¥1~¥2,000の範囲内で設定。これを1,000円で売るのであれば『50%オフ』ということになります。

『相場を調べる』という行為は、『自分の持っていくものの客観的な価値を知る』という行為であり、『自分の力を知る』という行為です。ほりだしものJCTは『自己完結的なリユース』ではなく、『他者との関連性の中でのリユース』です。渡していくのがお客さんという『自分以外の他者』である以上、そこに目を向けておくのは最低限のマナーとも言えるでしょう。

対して『フリーマーケット』は、『他者との関連性の中でのリユース』でありつつも、そうしたマナーも必要ない、自己完結的な自分本位なものでよいのかもしれませんし、そこが面白いのでしょう。ですのでうちでの募集は15ブースですし、グランディは150ブースです。

❸ 『価格帯の幅』がある

例)¥100~¥10,000まで

価格が安いものもあれば、高いものもあるお店です。誰が来るかわからないたった6時間の勝負のマーケットでは、こうした幅を持たせておくことで、さまざまなお客さんのニーズにこたえることができます。

みやぎフリマ企画は、来場者数がそこまで多くないので、価格が低いもので構成されたお店は売上が大変あがりにくくなっています。グランディでよく出店されているこうした価格帯のお店の方の話だと、「みやぎフリマでの1日の売上が、グランディだと30分であがる」というお話がありました。ご注意ください。

➍ 『品物の幅』がある

例)衣類もあれば、食器やおもちゃ・日用雑貨もある

価格帯と同様、誰が何を買うかはわからないマーケットでは、カテゴリの幅を広く品物を用意できているとよいです。

カテゴリが『海外古着』のみでも、サイズや男女別・年代などに幅を持たせておくとよいかも知れません。

➎ 『出店情報を利用』(Instagram)

例)どんなものを持っていくのかを事前に伝えてお客さんに目安を作っておく以前に出店した時の画像を使い、『こういうお店が来る』ということを伝えておく

開催日前にInstagramでの出店情報掲載をしておくと、事前に1,000人ほどの人に情報を伝えることができます。

事前に1000人』+『当日**人』(ちょっと安心)か

『当日**人』(ぶっつけ本番)のみか

『出店情報を見てきた』というお客さんが来ていただけることがあります。趣味色が濃いものや特殊なもので出店する場合は積極的に使用していただくことを推奨しております。

出店情報を使用してのお客さんへの伝え方ですが『古着持っていきます』はとてもあいまいで、お客さんの目安になりにくいです。もう少し具体化して(『海外の古着』『国内のブランド古着』など)伝えていくとよいかも知れません。

ご注意ください    

❷❸は値付けの話ですから同じように思えますが、全く異なる話です。以下の手順でやってもらうと自然と理解していただけると思います。ぜひやってみてください。

最後に

自分の商品力もわからない、値付けもテキトー。テキトーにブルーシートにぶん投げてテキトーに会話してりゃ売れるでしょ?

その状態で自分以外の他者に『買ってください』『売れない』『ここは売れない』『こっちは売れた』の分析はちょっとキツイですよね。もし『それがフリーマーケットでしょ?』であるなら、主催者が金銭的コストをかけて集客する必要はないと思ってますし、『人が通る会場でテキトーに開催』で十分じゃないでしょうか?

【大郷町フリマ】09.23&24の総括

先日はご出店・ご来場ありがとうございました!お天気も良くなかなかのフリマ日和となったわけでございますが集客部分がなかなかうまくいきませんでしたね(;^_^A

もうちょい頑張っていかないといけません。

というわけで総括。

来場者数

まずは時間帯別来場者数を参照してください。

今回お彼岸の影響もあってか、かなり厳しい集客となりました。集客分の予想最大数に対して土曜日が3.6割・日曜日が5.6割。シーズンでこの割合だとかなりきついですよね(;^_^A。

まあ、今回はブース数も少なかったため、お客さんが目指していくには少し物足りなかったのかもしれません。でもこれでよいのです。期待して行って「え?これだけ?」よりはずっと良いです。「オオカミ少年」の物語のメカニズムですね。

それでも総来場者数がそこまで落ちなかったのは❷のお客さんの存在。「通ったらやってたから寄りました」という方々ですね。日曜日は体育館でバスケの試合があったこともあり❷のお客さんの流入が多くありました。

売上

そうした集客状況に対して売上は良好でした。

ポピュラー系統はいつもとほぼ変わらず、いっても1万円くらい。ほとんどのお店はここに達することはありません。ようやく場所代行きましたという方もいらっしゃいます。ここは集客がダイレクトに影響を受けます。重要なのが「何人くるか?」だからです。

今回面白かったのは海外古着を積んで全国を回るバス「ムタザラス」。「¥0かぶっちぎるか」なんてことをおっしゃっておりましたが結果ぶっちぎりました。1日目も良かったですが特に2日目。ここまでなかなか結果が出なかった海外古着ですが圧倒的でした。

売上が上がりやすい時間帯は午前中に集中しがちで、午前中に終わってしまうのがフリーマーケットの特徴ですが、道の駅の場合、5つの要素をしっかり満たしているお店は午後からも売上が上がります。❷のお客さんもターゲットにできるお店ですね。

初出店のムタザラスさんはそのあたりを実証してくれました。15:00前にふと立ち寄ってくれた❷の方が¥14,000分買っていってくれたようです。

まとめ

今回はトータルしてなかなか刺激になる回でした。

集客できていないのに売れてるんです。土曜日に関しては集客分が3.6割であるにもかかわらず、いつもの倍以上売れる方がいました。❷の方に買ってもらえている可能性が非常に高く、❷の方にも対応できているお店ですね。

❷に不向きなお店はいつもと変わらず売れていませんし、いつも以上に売れることはありませんでした。多くの人にとって、「フリマ」が非常に特殊な環境であることをまずは理解してください。あなたや、フリマが好きな方にはフリマは普遍的なものですが、その他大勢の方にとってのフリマは非常に特殊な環境です。

「たかがフリマ」という側面で理解しているか?

こことても大事だと思います。

最後に

お知らせしています通り、10月から「ほりだしものジャンクション」に名前が変わります。かといって大きく何かが変わるわけではありませんし、何か特別なことをしなければいけないわけでもございません。

自分の「売れた」の反対側には、必ずお客さんの「買えた」がありますし、「売れない」の反対側には「買えない」があります。

出店時に必要なのは「相手の身になって考える」こと。小学校までの義務教育レベルの道徳があれば十分でございます。

次回はこんな話。

売れている人は必ず持っている!出店時に持っておきたい5つの要素

❶品物へのアクセスの良さ

例)手に取って確認しやすいレイアウト・プレッシャーを与えない店員さんの位置

❷相場の中の幅

例)お買い得品もあれば相場通りのものもある

❸価格帯の幅 

例)¥100~高額まで

➍品物の幅

例)衣類もあれば、食器やおもちゃ・日用雑貨もある

➎出店情報を利用

例)どんなものを持っていくのかを事前に伝えて目安を作っておく

【大郷町フリマ】09.10.sun開催分のまとめ

先日はご出店・ご来場ありがとうございました!!天気は良くてよかったのですが、なかなかの暑さで大変でございました。

ではでは早速総括していきたいと思います。

来場者数

実数は時間帯別を参照してください。

まずは➋のお客さんについて。

今回はいわゆる❷のお客さんの流入を調べたかったので、カウンターを使って計測しました。前にも書きましたが、「どのお客さんが❷のお客さんか?」を見分けるには、1円玉を使った人数計測をできるかできないか?をみていくことが必要です。なのでずっと見てました。

この方々の特徴は

・計測を避けるようにかわしていってしまう

・ものすごく手間取っている

ですね。

この方々の人数を測ってました。そこの人数も載せてますので見てみてください。暑さのせいか予想よりも200人ほど少なかったです。道の駅自体も普段の日曜日よりも少なかったそうなのでジャズフェスの影響もあったのかも知れません。

この方々の増減はみやぎフリマにはどうしようもありません。「集客」ではないからです。

お次は❶のお客さん。こちらが「集客」ですね。

今回は❶の目指してきたお客さんが大郷では初めて1,000人を超えました。これは非常にありがたかったですね。ただ、予想最大の6.8割なので、もう少しいきたかったところです。(当初は7割を予想してました。)。それでも夏のフリマよりも予想最大に対する割合もあがり、人数も増えてきているので、今後の推移を見ていきたいと思います。

売上

売上について書いておりましたが、なかなか伝え方が難しいんですね。皆さんそれぞれに異なる条件で出店していますので、その条件を系統ごとに出すのがいいんでしょうが、そこの分類もやっぱり難しいんです。一番は見た人の期待感を膨らませてしまうのが怖いんです。

一般ユーザーの方に向けてシンプルに伝えますとですね、

一般ユーザーで、単価が低いものだけで構成しているところはいっても5,000円くらいだと思っておいてください。ただ、「単価」を「¥0~中古相場までの範囲のどこで設定しているか」にも依ります。

つまり、「そこまで売れませんよ」ということです。

まとめ

「だいぶ工夫する人増えてきたねえ」と言ってくれる方がいました。実際、テーブルやハンガーラックを使って手に取りやすい環境をつくることをする人が増えています。

ブルシでも、ピクニック型対面販売でもいいんですよ。それがいわゆる既存のフリマのイメージですし、人間がそうした視覚的イメージに引っ張られやすい生き物であることもボク自身が自覚しています。ですので、そこから「自分の側に生じた結果」だけ静かに持ち帰ってもらえればまったく問題ございません。ただ、10月からみやぎフリマはその皆さんの「相手側に生じた結果」「相手側に生じ続けるであろう結果」も考慮して、フリマ枠を減らしていきます。

「なんで売れなかったんだろう?」を考えることがある時、そのブルシとピクニック型対面販売はやめてから考えるようにしたほうがよいかも知れません。

追記~

ちょっと前に書きましたが、フリーマーケットの看板のままだと出店者集めが困難になると思ってます。

じゃあなぜ今、なんとなーく成立しているか。

❶安く売りたい人

❷安く売ることができる人 → 業者さん

❸お金じゃなく家からものをなくしたい人 → 非常にまれ

➍高く売れると思っている人 

一番多いのが➍の方だと思います。

これだけはゆっとかないといけないんですが、ここから¥2,000とりたいわけじゃないんで。まずは落ち着いて、自分が持っていくものの中古市場での相場を調べるなどして、出せる時に出してください。そのあたり、お手伝いできるところは過去のブログにも書いてますのでまた読んでみてください。

【大郷町フリマ】完全有料化のお知らせ。

お世話になっております!

これまで新規出店者の方の出店料金を1ブース分無料としてきておりました。

フリマに初めてチャレンジする方やみやぎフリマ企画にはじめて出店する方が、少しでもチャレンジしやすい環境を作るには?と考えた結果でございました。

ですが、この方が新規なのか?を確認することがなかなか難しいケースがあり、同一家族内で申込者を変えることはご遠慮いただくようお伝えしたり、グループなどで一度出店した方には申込者を他の方に変えて出店することのないようにお願いしておりました。

ただ、明確なルールではないところを多く含みながらやっていかなければならないところですので、やはりなかなか運用が難しくなってきています。

というわけでスパッと新規の方の出店料金無料は終了させていただくことにいたしました。

9月23日(土)開催分から、全ての企画は有料となります。

なお、トップページでの新規出店の方の予約数の表示だけは、「新しい人がどのくらい来るのか?」を楽しみにされておる方もいらっしゃいますので継続していきます。

よろしくお願いいたします。

【大郷町フリマ】10月からフリマじゃなくなります。

インスタのほうではお伝えしておりましたが、10月開催分からフリマを辞めます。正確に言うと、大きくフリマ枠を減らします。

分かりやすく言うと、¥100ショップの看板を外します。

3年やって、最近気付いたんですが、そもそも論としてうまくいくわけがありませんでした。

そもそも「フリマ」の基本的ニーズ「安く買いたい」に対して、集めなきゃいけない出店者は「安く売りたい」出店者でした。

ですが、そんな人、いません。

そもそもいない出店者をこの先集めることができるわけがないんですね。いるのは、「安く売ることができる人」=「業者の方」

あと、

売れなくてもいいから楽しみたい

等の方。

ただ、お客さんの買い物に来ているニーズに合わないので、お客さんを効率よく増やすことができません。フリマの広告に対して集まったお客さん「安く買いたい」に対して「売れなくても楽しみたい」ではまったくかみ合わないんですね。

というわけで、出店募集のメインを、売る動機もあり、また売ることもできる業者さんにしていくことにしました。ただ、骨董・古着など安いわけではない、いいものをもって出店してくださる方も増えてきています。また、業者さんではない一般ユーザーの方でも熱心にディスプレイなどを工夫される方や、自分の貴重なコレクションなどを好きな人に譲っていきたいという方もいらっしゃいます。

なので、そういうものもしっかり売れるマーケットをきちんと用意していく必要があるんですね。

ということでメインをフリーマーケットではない形でやっていくことにいたしました。まあ、フリーマーケットはグランディや村田フリマなどの大手¥100ショップもありますし、勝てませんからね。

当然、これまでとはまったく異なる別の集客が必要となる可能性があり、10月開催時の状況は読めません。集客(広告等を見てきたお客さん)不十分となる可能性もありますが、秋の、道の駅に立ち寄る方の増加(いわゆる②のお客さん)が見込めるこの時期に企画を切り替えていくことにいたしました。

出店募集については、要項を作成し近日中に公開いたします。

なお、現在の集客状況からマルシェエリアも縮小し、出店は「リユース品販売内のハンドメイド作品販売」という環境の理解のあるリピーターの方のみとさせていただくことにいたしました。

よろしくお願いいたします。

追記

「いいものを安く買いたい」というニーズにこたえているのが「激安のスーパー」や「ユニクロ」などでしょう。ただ、これらのお店は「安く売りたい」わけではなく、「安く売ることができる」お店です。安く売っても利益が残るように、メリットがあるように設計されているんですね。

ボクはこれまで「売りたい」「買いたい」だけでフリーマーケットを考えてきました。お互いの「~したい」が適う形で考えていました。ただフリマはそこのお客さんのニーズに「安く」がつきます。

「安く」や「高く」などの金銭的価値に対する感受性を示す形容詞がつくだけで、どちらかの「~したい」が適わなくなるんですね。

適わないので、「がまんして」成立させようとしますし、成立しないこともあるでしょう。いずれにしてもどちらかにストレス(負荷)がかかるんですね。

ズレなし】

売りたい」 ↔ 「買いたい」

「いいものを売りたい」 ↔ 「いいものを買いたい」

ズレる!

「安く買いたい」 ↔ ✖「安く売りたい」 

安く売らざるを得ない

「高く売りたい」 ↔ ✖「高く買いたい」 

高く買わざるを得ない

その無理がなくなるよう、集客や出店者募集をしていくことが必要なんだと今更気づきました。

【ズレないようにするには?】

「安く買いたい」 ↔ 「安く売ることができる人」を集める(出店者募集)

ただ、「安く売ることができる人」も限られます。ここにフリマの限界を感じました。

上記の「高く売りたい」の「高く」とは「法外な値段」ではありません。「相場」で「妥当」と言える値段です。なので「高い」という形容詞は基本ありません。(相場を知らない方が相場以上の価格をつけていることはあるかと思いますが)

「買いたい」 ↔ 「売りたい」

つまり、お客さんの側に「安く」がつかなければ、お互いの「~したい」が適うんです。これは経済面の話ではなく、動機面の話であることをご理解ください。

純粋に、モノと人が出会う場所。

そこを作っていきたいと思っております。