お世話になっております!
本日からのんびり予約開始とさせていただきます。
出店料、500円・1000円の設定は3月で終了となりますのでよろしくお願いいたします。
(新規出店無料は変更なしでございます。)
出店料 | 売上目標 |
---|---|
¥500 | ¥5,000 |
¥1,000 | ¥10,000 |
¥2,000 | ¥20,000 |
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(新規出店無料は変更なしでございます。)
出店料 | 売上目標 |
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¥500 | ¥5,000 |
¥1,000 | ¥10,000 |
¥2,000 | ¥20,000 |
物量の制限 | 車に積み込んだ量 |
時間の制限 | 6時間(9時間とも云えるが) |
売上の制限 | リユース相場における取引価格(ネット相場) を前提とした総額 |
わかりやすく表にしました。
フリマの正体。それは【あらかじめ決まっている売上の上限値に向けて数時間の中で最大化を図っていく】ものということでございます。
で、前回からの続き。
この「売上の上限値」をあらかじめ把握しておくかしないかで大きく影響しそうな行動は
「フリーマーケットに出店するかしないか」の選択
でしょう。
リユース相場を調べていく過程やその総額を出す過程で、意外とがっかりする結果になった方も多いんじゃないでしょうか?
もともと、お店で「あ、安い!」で買ったファストファッションやノンブランドのものについてはそうした思いを抱きやすいかもしれません。それらの商品の価値は、購入時の「あなた自身の家計への負担が比較的少ない」という点に置かれているものも多くあり、そこで商品としての役割の一部を終えているものも多くあるからです。
そうしたものの多くは、あなたが使った後の「リユース相場におけるその後の価値」は徐々に下がっていきます。
ここで、ひとつ頭においといていただきたいのが、「まだ使える」「もったいない」がそのものの価値を決めているわけではないことの方が圧倒的に多いということです。
「もったいない」「まだ使える」という意識。これは今や多くの人が共有すべきものなのかも知れません。ですが、あなたが「もったいない」「まだ使える」を具体的な行動として実践する時、自己完結的な行動(衣類であれば、リメイクしたり、ウエスや雑巾にしたり)としてやっていくことに問題はありませんが、他者との関係性の中で実践していく(売る、人に譲る等)ときには「客観的な価値」に目を向けてみることや、時には注意や配慮が必要なケースもあります。
衣類の話ですが、国内では流通しにくい「まだ使える」「もったいない」などのそうした衣類は、アフリカ諸国などに流れその国で安く販売されてしまうため、そこで衣類を作っている産業を壊してしまったり、売れなかったそうした衣類の処分に莫大な費用が掛かってしまっているということもあるそうです。
フリマにおける「リユース・リサイクル」は「目的」ではなく「結果」です。お客さんの「買えた」結果が「リユース・リサイクル」なのであって、「リサイクル」を達成するためにモノを買う人はそこまで多くないと思います。
そこまで仕組みを言っちゃうとですね、フリマやりたがる人といなくなるんじゃないの?と思うかもしれません。
ただ、それでいいと思ってます。やってもらいたくないわけではなく、失敗してほしくないんですね。
人は「出店する」という行動に「失敗」という結果が随伴してしまうと、次回以降の出店する行動が起こりにくくなります。みやぎフリマではリピートする方からしか料金をいただいておりません。出店のリピーターを作らなければ収入が得られない仕組みになっています。
リピーターを作る時には大きく分けて2つアプローチがあります。
「またやりたい!」を作る
「2度とやらない!」を作らない
今は、2度とやらない!を作らないようにという思いで書いております。
失敗にも2つあります。
「失敗は成功のもと」か「単なる失敗」か。
「デキタエイガミタイニ、コトハウマクハコバナイ。」
「フリマ出店って楽しいですよ!」じゃなくて、失敗する可能性をあらかじめ記事にしておるのはそういう意図でございます。
(追伸)リユース相場でも価値があるものこそがいいもの!ということではありません。伝えたいのはあなた自身の主観による価値とあなた以外の人の客観による価値をしっかり切り分けて考えておくべきじゃないかということです。フリーマーケットはあなた以外の誰かに売るわけですからその時に考えておかなければならないのは「客観的な価値」であるということです。
(追伸②)法や道徳による行動の制御ってヒトにしか適用できない行動随伴性。その点、地球上の生物学上の一メンバーの中でも頭一つ出ている存在であることは確か。でも、「今の日本は道徳が壊れている」って感じてるヒトって多くないですか?それ、道徳が壊れてるんじゃなくて、道徳が制御してなかったということの表れだと思います。そもそも、ヒトにしかできないことではあるんですが、ヒトにも難しい。これが道徳や法による行動の制御です。
仮に「今の日本は道徳が壊れている」と感じたとして、その難しさに目を向けずやってきた結果の集積がいまのそういう現状を生みだしているんじゃないでしょうかね。道徳は大事です。でもそこにはきちんとそれが行動に影響する仕組みがあるんですよ。で、その仕組みを理解できて立て直すことができるのもヒトなんですよ。
(追伸③)「しかし、いちいちめんどくせー主催者だな」と自分でも思っております。
リユース相場での上限が1,000円のものがあるとしましょう。
それを参考にして、価格を相場の上限額いっぱい「A」に設定した場合。
1000円相場のものを10個車に積んでフリーマーケットに出店した場合、全部売れたらいくらになるでしょうか?
1万円ですね。
それ以上にはなりません。
このように、フリーマーケットでリユース品を出店する場合の売上には、はじめから上限が存在します。
「自分の売上の上限は1万円だ」と知っていてフリマに出店した場合と、知らずに出店した場合。
売上の上限はどちらの場合も1万円です。知っていようがいまいが1万円なんです。
でも、変化する可能性があるものがあります。
「その人自身の(思考も含めた)行動」ですね。
その「行動の変化」が分かれ道な気がしています。
ではまた次回。
リユース品の多くは、皆さんが価格を設定する前にその「相場」という「客観」の中で価格がすでに決まっています。その相場において、10円のものは100円では売れません。1円のものは10円でも売れないんです。(変動することもあります)
価格設定はもちろん出店者の方の自由ですが、「新品で買ったときの金額」から考えてしまったり、「その商品への思い入れ」「自分によるその商品への評価」などを付加させた「主観」によって決められた価格はフリマではなかなか受け入れてもらえないことがあります。
とまあ、こんなことを以前の記事で書いております。
今日はそのあたりについてもう少し。
ちなみに「リユース相場で買われている金額」とは、「リサイクルショップなどでの買取金額」ではありませんのでご注意ください。
相場の範囲内で価格を設定しておくと、すでに相場を把握しながら買い物に来ているお客さんが多いフリーマーケットでは受け入れてもらいやすくなります。自分が相場を把握しているのでお客さんの値引き交渉などにも対応しやすくなるでしょう。また、「フリマに初めて来てみた」というお客さんにも安心して買い物してもらえるようになります。(今はそうしたお客さんでもスマホなどで相場を確認できる時代です)
オークションアプリやフリマアプリでも「相場を上回る価格」がついている品物があり、それでも売れる場合があります。それを買った方の事情は分かりませんが、「いつか売れるかも」という発想で売る側の立場で考えた場合、「日数を自由に設定して売りに出すことができる」という環境があるからこそできる価格設定です。
また、あまりにも上回りすぎていると、いくら「お安くしますよ~」と声をかけても、値引き交渉すら起こりにくくなります。ボクも経験ありますが「(これ相場の倍以上だな…安くするよとは言ってくれてるけど半額にしてなんて言ったら怒るわな…やめとこ)」なんてこともあるかも知れません。
オークションアプリなどと違って、フリーマーケットは「わずか数時間で売り上げを最大化していく」という環境です。
「価格設定を相場に合わせていく」という作業は、「最大化を図る」というよりは「最大化を妨げないようにする」アプローチと言えるでしょう。
これでみなさんが売りたいものに値段がつきました。
次にぜひやっていただきたいのは、「それが全部売れたら?の把握」です。おおざっぱでも構いません。
その話はまた次回。
こんにちは。
8時から再開いたしますのでよろしくお願いしますm(__)m
うちの先行予約は、「目安」作りが目的です。
予約開始直後、というまだ開催もしていない企画に見通しも立たない状況で予約するわけですから、「過去の経験」をもとにして「予約する」ボタンを押す方々ですね。
つまりは「リピーター」の方々の評価が中心となってあらわれる時期です。
Google評価や、アマゾンでのバイヤーの評価があるじゃないですか。そこを参考にしたりしません?
で、みやぎフリマでそこが分かるのはこの先行予約の時期だけなんですね。
最終的な出店数には現れません。
この時期の出店数の推移を見ずして、みやぎフリマに出店するという行為は
「アマゾンの評価も見ずに、買い物するようなもの」でございます。
では、「あなた以外の方のみやぎフリマに対する2年間のユーザー評価」は?
それがそのまま
「先行予約期間の予約数の推移」
なんですね。
というわけで、よろしくお願いいたします。
~追記~
どうも自分が考える時って「極論」で考えることが多い。白か黒か、ですね。
で、極論て嫌われやすいんですよね。逆に変な賛同も増えるんでしょうが。
でも、ボクが「刺さる」意見て極論が多いし、完全に振り切っちゃってる意見を見たときにハッとする。
というのは、多分、自分で自分の色を作りやすいからでしょうね(無意識)
誰かが作ったグレーって、白の配分も黒の配分もわからないじゃないですか。
その誰かが作ったグレーを、自分のグレーにしたいときに、また誰かのグレーを足してもうまくいかないんすよね。
グレーにグレーを足していくよりは白か黒を足していく方が早いし、作りやすい。
それは、主観を排して科学的な根拠を調べたり、そこに対する振り切った意見を探したり、「ホントにぃ?」と疑ってみたり。
極論なんてのは原色であって、自分で調合して自分の色を作るときのものと考えると、ちょっと極論も面白くなるんじゃないでしょうか?
で、自分の色を持ってる人同士が集まった集合体の方が、気付いたら面白いものになってたりするんじゃないでしょうね?
またお金で例えます。また極論気味。
1万円札という「日本銀行券」を5千円で売っているとしましょう。
これは売れるでしょう。
多くの人が1万円札の価値をわかっているからですね。
100円玉という「政府硬貨」を50円で売っているとしましょう。
これも売れるでしょう。
多くの人が100円玉の価値をわかっているからですね。
では、1万円の「価値」があるものを、5千円で相手に売るには?
100円の「価値」があるものを、50円で相手に売るには?
その商品の1万円の「価値」が分かる人に買ってもらうことです。
100円の「価値」が分かる人に買ってもらうことです。
1万円の「価値」があるものを、5千円でフリマに持っていって売れなかった時。
その時にやるべきことは
「値下げ」ではなく、
「ちぇっ、フリマだから安いものしか売れないんだ」でもなく、
「価値が分かる人にあらかじめ伝えておく」ということです。出店情報の活用ですね。
この種類の「安くても売れない!」が「普遍的とは言えない、趣味色が濃いもの」たちがフリマから消えている原因の一つのように思います。
レコード・レアな古着・レトロ・アンティークなどなど。
売れない!はそうした方の出店を減らします。そうした出店者が減れば、そうしたものを好きなお客さんが減ります。
出しても売れない、行っても見つからないで双方が疲れ切っちゃったんじゃないでしょうかね?
じゃあ、どっちかが「持ってくよ~」か「買いに行くよ~」を「事前に伝えていく」しか方法はありません。
自分の大事なコレクションを整理する時や、手放したくないけど売る時が来たってことがあるかと思います。
ボクなら自分が聞いてきた大事なレコードを手放すときがもし来たら、その価値を共有できる人に譲りたいんですよ。
まずは出店者の方が「持っていくよ~」をやってみましょう。
よろしくお願いいたします。
~追記~
出店情報とは「事前に伝える」ものです。つまり、お客さんの「このお店に行きたい!」を作るということです。
うちは、Instagramでアーカイブというのをやってます。フリマの開催後にその企画の思い出写真を上げております。
アーカイブとは「事後に伝える」ものです。
じゃあ、これがお客さんの何を作り出すか?
実はこれ、お客さんの「行けばよかった!」も作り出していることに気付きました。
■当日は売れなかったレトロな扇風機(Instagramに残ってます)が、後日アーカイブを見た海外バイヤーから問い合わせがあって売れたことがありました。
■当日は売れなかったヴィンテージのバンドTシャツ(Instagramに残ってます)が、後日アーカイブを見た方から問い合わせがあり売れたことがありました。
この時の扇風機もTシャツも出店情報として事前に伝えることはしていませんでしたが、事後のアーカイブでの「行けばよかった!」がこうした結果を生んだわけです。
さて。
A.→ ❶の「目指してきたお客さんだけ1,000人」のフリマ
B.→ ❷の「たまたまやってたから寄ってくれたお客さんだけ1,000人」のフリマ
どちらだったでしょうかね?
まずは、Bの方がいいと考えた方。
うちのフリマに出店する時、事前の準備は必要ありません。募集要項等を読んで出店してください。ただ、「みやぎフリマで大丈夫か?」は再確認してください(;^_^A
Aの方がいいと考えた方。
これだけは頭の片隅にあるとよいかも知れません。
みやぎフリマを目指した❶の方々は、「みやぎフリマ」を目指しているのであって、「皆さんのお店」を目指しているわけではありません。
つまり、「みやぎフリマ」が広告を出し❶の方々が増え、人出がある道の駅で開催して❷の方々が増えてトータル3000人のお客さんが来たとしても
皆さんのお店にとっては、
❷の「たまたまやってたから寄ってくれたお客さんだけ3000人」なんですね。
皆さんが当日持ってくるものは何でしょうか?
食品?キッチンカー出店?ハンドメイド作品?レアな古着?レコード?昭和レトロ?子供服?
何を出すにせよ、これらのものを「❷たまたま寄ってくれたお客さん」が買ってくれないと「売れた」にはならないんですね。
では皆さんのお店にとっての❶の方々、
つまり、「皆さんのお店を目指す方々」を増やすことはできないのか?
できるんですね。
やっている方がいます。
■自分のSNSのアカウントで告知(ハンドメイド作家さんが多い)
■自分のSNSのアカウントで有料広告配信(企業の方でした)
■いつも出しているから常連さんができた
あとは、うちでやってる
■Instagramでの出店情報
ですね。
前はホームページでもやってましたが、ちょっと大変なんでやめちゃいました。
ただ、その時のエピソードは強烈。
年配の方から電話で、「小林さん!今度さ、人体模型持っていくから!」→「あ、そうなんすね!画像あります?」→「いや、スマホとかよくわかんないんだ」→「あ、じゃあ文章だけ載せときますね」でホームページの欄に「人体模型!」って書いたことがあります。
当日。
朝一で売れてましたね。ただ、分析すべきはここではありません。誰がどういう経緯で買ったかはわからないんで、これだけを取り上げて「出店情報に効果あり」ではありません。
人体模型が売れた後。
受付で「人体模型のお店どこですか?」と何人かの方に聞かれることがありました。
この方々が「❶人体模型を目指してきたお客さん」です。
どうやって目指してきたのか?
「人体模型が出品されます!」を見たからですね。
2つ目のエピソード。
真夏の道の駅おおさと。
オズカフェさんがうちの出店情報やご自分のInstagramアカウントで「クワガタ持っていきます!」とあげました。
当日、受付で「オズカフェさんどこですか?」と聞かれました。
「❶オズカフェさんを目指してきたお客さん」ですね。
このエピソードで特徴的なのはココから
その方。クワガタを買って「じゃあ、頑張ってくださいね~」とそのまま帰りました。他を見ずに、です。
この方、ご家族で来場しましたから入口での来場者数は「4」でカウントされます。
つまり、「みやぎフリマ」にとっては❶のお客さんが「4」
「オズカフェ」さんにとっても❶のお客さん「4」
ではそれ以外のお店にとっては?
❷のお客さんが「4」ですね。
出店情報のエピソードについては、有効だったところだけを上げています。効果がなかったところももちろんあります。
❶のお客さんを増やすのってなかなか大変で、みやぎフリマで言うと3月分の広告配信の成果をみると6万のアカウントに広告がリーチしても、そのうち実際に来場する見込みのお客さんは20~30人です。
そう簡単なものではございません。
今年は、2日間開催です。「みやぎフリマ」を目指す❶のお客さんの数は、確実に分散します。
ですが、そのお客さんが500人だろうが、1000人だろうが、100人だろうが、「❷のお客さん」です。
ぜひ、出店情報を活用して「皆さんのお店を目指す」お客さんを増やしていってください。
よろしくお願いいたします。
「やってみなきゃわからない」なんて言葉がありますが、それは「う~ん、いけるかな、いけないかな、あ~どっちだろう、行ける気もするし行けない気もする、あ~でもギリ行けるかなあ」という予測があるときに使う言葉であって、「絶対無理!」っていう状況では人はその言葉は使わないでしょう。その時は「いや。やらなくてもわかる」です。
グランディフリマよりも売れる? → すみません。みやぎフリマでは「絶対無理」です。やらなくてもわかります。
「失敗は成功のもと」なんて言葉がありますが、それは主体的に、自分の頭で考えるひとが失敗した時の言葉であって、他者に1000%期待する人にとっての失敗は、単なる失敗です。
→何も考えなくて、何もしなくて、誰かが何とかしてくれるって「遊び」の中にもないんじゃないでしょうかね?
仮にそういうものがあったとして。
おもろいんすかね?