【大郷町フリマ】6月開催分の総括★

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先日はご出店・ご来場ありがとうございました!なにげに6月の大郷での開催は初めてでございました。

初日は13時頃から雨が降ってきてしまいまして最後まで開催できませんでしたね…。日曜日は天気が良く、お子様連れの方の来場も前日に比べ非常に多かったですね。ただ、なかなかの気温で出店者の方もお客さんも皆さん大変だったかと思います。両日ともホントにお疲れさまでした。

そんな6月の2daysですが、今後どうなっていくのかなあ、という不安な点もちらほら。

というわけで、総括していきたいと思います★

総来場者数

まずは土曜日。実数は時間帯別の方をご参照ください。ここでひとつ見ていただきたいのが「1ブースあたりの来場者数」。

6/24(土)11.95
6/25(日)23.58

今年に入って土日通してもっとも低い値でした。この値は「総来場者数÷ブース数(物販以外のブースは除く)」で算出しております。(ちなみに昨年はこのくらいの数字で推移しています。)

今回、今年初の土曜日が80ブースに達しておりますが、そのブース数に見合ったお客さんの来場が得られず結果的にもっとも低い値となってしましました。みやぎフリマではこの数値は「ポピュラー系統のお店の売上に影響する値」と考えています。

ちなみに、2020年のKHBフリマのデータがコチラ ↓

土曜日32.78(155ブース/5,082人)
日曜日40.76(150ブース/6,115人)

桁違いですね(;^_^A。うちの最高は4月の仙台で30.62でしたが、大郷町ではまだその値に届いていません。(2021年の10月分は「❷のお客さん」がほとんどなので例外なんです(;^_^A)

KHBフリマの場合は、この「1ブースあたり」と「総来場者数」が掛け合わさっての「よく売れた」でしょうから、「1ブースあたり」だけが近づいたからといってKHBフリマになるわけではないんでしょうが、目安にはしています。

土曜日の来場者数で伸びなかったのが過去のブログでも言っている「❷のお客さん」の流入。推定値で94人と過去開催の中でももっとも低い値でした。ただ、この「❷のお客さん」の流入はみやぎフリマにはどうしようもできません。だからこそ「❶目指してきたお客さん」を増やしていかなければいけないのですが、土曜日は「❶のお客さん」も予測よりも1割減でした。

続きまして日曜日。こちらも実は予測を大きく下回りました。「❷のお客さん」は予測より1割減でしたが「❶のお客さん」が2.5割減でした。出店者数が定員に達したのにも関わらず、「❶のお客さん」の減少は少し予想外でした。

先ほども言いましたが❷のお客さんの減少は防ぐこともできませんからデータを積み重ねながら予測していき「対応していく」しかありません。あとから聞いた話ですが、土曜日の道の駅はこのところお客さんが少なかったようですがこの日はいつもよりも良かったそうです。うちの「❶のお客さん」や出店者さんが立ち寄ってくれたからだと思います。

「❶のお客さん」が予測より下回った状況を少し考えてみたのが ↓

リピーターの方の「リピート間隔」があいてきている。
→ そのあいた「枠」を新規のお客さんが埋めてくれている。
→ つまり、その回の「枠」の数そのものは増えていかない。
洗面器に穴が開いているので蛇口を常に開いておいて新しい水を入れていかないと洗面器の水は減る。現在のみやぎフリマの状況はこれ。加えて、洗面器の穴が大きくなっているイメージ。(あくまで推測。)

肝心なのは「なぜリピート間隔があいてきたのか?」ですが、そこはいろいろありますからなかなか難しいところ。(もちろん間隔があいているのではなく、単純に「行かなくなった」という可能性もあります。)

まずは、現状で「リピート間隔があいてきている」と考えて今後の対策を考えていきたいところです。

売上

各ブースで伺った中での系統別の最高額です(ポピュラー系統はプロ出店を除いた平均値)。系統についてはコチラ

24(土)25(日)
ポピュラー系統(平均値)¥5,000~10,000¥5,000~10,000
スペシャル系統¥110,000¥70,000
ポピュラースペシャル系統¥34,00040,000
¥51,000

土曜日は「1ブースあたり」が非常に低くなりましたが、スペシャル系統への影響はありませんでした。この系統はそもそも「より多くの人が買ってくれるものではない」ので、より多くの人を必要とせず、「1ブースあたり」があまり関係ありません。ただ、「それを買ってくれるたった一人」を呼ばなければいけないのでInstagramでの出店情報の掲載は欠かせません。その結果、今回11万円を売り上げたお店は目指してくる方ができ、開始直後で2万円売上げています。

対してポピュラー系統。ポピュラーとは一般的なものを扱っていて、比較的単価が低いものですから「より多くの人」が買ってくれてようやく売上が上がります。ですから「より多くの人」の人数やその方々の行動の影響を受けやすいのが特徴です。土曜日は人数が少なかったですし、日曜日は気温が高かったということがありました。人数が少なければ売上は上がりにくいですし、気温の高さは探索する行動に影響を与えるのかもしれません。プロ出店の方でこの系統の方がいますが、その売上は平均値を上回っています。そもそもの物量が多い上に、価格設定やレイアウトなどを工夫して「より多くの人がアクセスできるようにしている」お店です。

土曜日は日曜日よりもどうしても「❶のお客さん」が3割近く減少します。今のみやぎフリマのチカラで3割減少してしまうと仮に80ブース集まった場合に「1ブースあたり」の値が今回のように下がる可能性があります。もう少し集客が安定するまでは土曜日の定員を減らしていくことも必要かもしれません。

最後に

今年の開催回数は、すでに昨年を上回っています。また、他会場でのフリマやイベントなども増えてきており、そのあたりがお客さんのリピート間隔に影響を与えていくことが考えられます。そこをカバーできるように広告は出しながらやっていくつもりではありますが、今回の状況を考えると追いつかない可能性もあります。

「みやぎフリマに出店するかしないか」の選択時、あるいは「出店をする場合の対策」を考える場合の参考になさってくださいませ★