【みやぎフリマ】ほりだしものJCT、ご出店・ご来場ありがとうございました!

10.8(日)は「ほりだしものジャンクション」、ご出店・ご来場ありがとうございました!お天気も良く、とても良いコンディションで開催できました。

当日ははるばる横浜から、SNSでの影響力もある古着屋さんの出店もあり20代の方々の来場が非常に多くありました。今までなかなかその世代の来場を増やすことができなかっただけに、会場にその世代の方々がたくさんいる風景は見ていてうれしくなりました。

また、その古着屋さんの出店は個人的にはとても刺激になりました。

やっぱり「自分でやる」ということが根底にあるんですよ。その上で、方法論が現代的でかつ効果的な方法を使ってる。でも、方法だけを模したものにならずきちんと結果も残せていけているのはやっぱり自分の「売れた」が反対側の「買えた」であることを考えているからでしょう。

方法は違えど、主体性のある人が集まった時のみやぎフリマほど面白いものはございません。まあ、それはみやぎフリマに限らずなんでもそうでしょう?

前日10.7(土)は強風の予報があり中止となりましてご迷惑おかけいたしました。開催の可否は前日で決めておりますので、行く前になるべくホームページ等で確認をお願いいたします。

というわけで総括。

来場者数

ここは時間帯別をご参照ください。

今回のこの数字は古着屋さんの影響があり、「現在のみやぎフリマの集客力や、今後のみやぎフリマへの展望を示すものにはなっていない」とお考え下さい。そのぐらいすごい古着屋さんでした。

で、ここから考えると、次回は減ります。残念ながら。

売上

来場者数の増加に伴い、「あき・びと」カテゴリは全体的に上がりました。つまり、あがったのは見やすい環境を作っている方だけです。もちろん、「ものが良かった」もありますが、どう考えてもヒトの行動の順番は「見る」が先。その「見る」の上に「モノの良さ」があっただけのことだと思います。

これ、しっかり理解しておきましょう。行動は「見る→買う」の順番で起こります。

最後に

ブルーシートで売るとき、「なんで売れなかったんだろうな」は考えない方が良いです。で、相談に乗ることもできません。

だいぶ寒くなってきてファンヒーターを使う季節になりました。「スイッチを入れたけどファンヒーターがつかない」なんてことがあったとしましょう。あなたは「なんでつかないんだろうなあ」としばらく考えていました。すると周りの人に「コンセント入ってないからじゃない?」と言われました。「え?」。よく見ると、コンセントが入っていませんでした。

ブルーシートで売る時「なんで売れなかったんだろうな」を考える行為は、コンセントをつないでないファンヒーターに対して「なんでつかないんだろうな」と考えているようなものです。

ブルーシートでも売れることがあります。「ブルーシートでも売れるんですけど」と言われることもあります。ファンヒーターの例だと「コンセント入ってなくても動く」ということになりますね。それ多分、「コンセントが入ってなくても動く仕組みを持つファンヒーターなだけ」です。言い換えると、「ブルーシートでも売れる仕組みはある。あるけど、それはブルーシートだから売れるわけではなく、他の条件による影響なんじゃない?」ということです。

ブルーシートでも売れる仕組みを、お客さんの行動レベルで考えたり、商品力の影響によるものである可能性を考慮できるヒトはいません。ただ、「売れた」という結果を言うだけです。それはできるんですよ、ヒトは。そして「売れた」という結果を、非常に抽象的な出来事や環境などと関連付けて理解していくんですね。いわゆる、迷信行動のメカニズムです。

ヒトはこれ、好きです。好きですし、お友達増やすときには非常に便利でラクです。こうした抽象的にものごとを理解し、抽象的な言葉を使って説明していくことのメインの機能は「他のヒトとのコミュニケーション」なんじゃないでしょうか、実は。ですので、「伝言ゲーム」もやりやすいです。普段はこれで十分。

ただ、この思考パターン。問題を解決したり、より良くしていきたい時など、何かに本当に向き合っていかなきゃいけない時には不向きです。また、抽象的な言葉での伝言ゲームは後ろの方の人には間違って伝わってしまうことがあります。一見、共有できているように見えますが、まったくできていないことありません?

このあたり、うまく思考を使い分けながら生きていきたいですね。日々、そんな風に思っておりますが、いかがなもんでしょう。

またよろしくお願いいたします。

【フリーマーケット】一般ユーザーの方向け。売れているお店は必ず持っている(気がする)! 出店時に持っておきたい5つの要素《簡易版》

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10月から一般ユーザーの方は『フリーマーケット』か『あき・びと』かを選んでいただくようになり、『あき・びと』では以下の❶❷を満たしていただくことが必要となります。

「あき・びと」出店希望の一般ユーザーの方

ただ、『フリーマーケット』を選択したとしても、以下の5つの要素については持っておくとよいかも知れません。

(あくまで、フリマ初出店の一般ユーザーの方向けのお話です)

❶ 『品物へのアクセスの良さ』がある

例)手に取って確認しやすいレイアウト・お客さんのパーソナルスペースの確保・見たら聞いたら触ったら買わなきゃいけないプレッシャーを与えない(→自分の位置・自分達の位置を考慮)など

『買う』の前には必ず『見る』があることを理解しているお店で、Instagramなどで確認することができます。ぜひ参考にしてみてください。

大郷町開催分でもっとも気を遣うのは『何を持ってくるか?』よりも先にこの、『アクセスのしやすさについてどう工夫するか?』です。ちなみに、グランディフリマでは必要ありません。『探索しにくい環境でも探索できるスキルを持っている人=フリマのリピーター』がたくさん来るからです。『グランディはブルシにぶん投げておいても売れるからラク』が合言葉ですよね?

❷ 『《¥1》~《リユース相場》の中での幅』がある

例)相場の90%オフで出す品物(=お買い得)もあれば、相場通りで出す品物(=中古品における《定価》)もあるお店

オークションやフリマアプリでリユース相場を調べて見ましょう(売られている価格ではなく、取引が完了している額)。相場が2000円であれば¥1~¥2,000の範囲内で設定。これを1,000円で売るのであれば『50%オフ』ということになります。

『相場を調べる』という行為は、『自分の持っていくものの客観的な価値を知る』という行為であり、『自分の力を知る』という行為です。ほりだしものJCTは『自己完結的なリユース』ではなく、『他者との関連性の中でのリユース』です。渡していくのがお客さんという『自分以外の他者』である以上、そこに目を向けておくのは最低限のマナーとも言えるでしょう。

対して『フリーマーケット』は、『他者との関連性の中でのリユース』でありつつも、そうしたマナーも必要ない、自己完結的な自分本位なものでよいのかもしれませんし、そこが面白いのでしょう。ですのでうちでの募集は15ブースですし、グランディは150ブースです。

❸ 『価格帯の幅』がある

例)¥100~¥10,000まで

価格が安いものもあれば、高いものもあるお店です。誰が来るかわからないたった6時間の勝負のマーケットでは、こうした幅を持たせておくことで、さまざまなお客さんのニーズにこたえることができます。

みやぎフリマ企画は、来場者数がそこまで多くないので、価格が低いもので構成されたお店は売上が大変あがりにくくなっています。グランディでよく出店されているこうした価格帯のお店の方の話だと、「みやぎフリマでの1日の売上が、グランディだと30分であがる」というお話がありました。ご注意ください。

➍ 『品物の幅』がある

例)衣類もあれば、食器やおもちゃ・日用雑貨もある

価格帯と同様、誰が何を買うかはわからないマーケットでは、カテゴリの幅を広く品物を用意できているとよいです。

カテゴリが『海外古着』のみでも、サイズや男女別・年代などに幅を持たせておくとよいかも知れません。

➎ 『出店情報を利用』(Instagram)

例)どんなものを持っていくのかを事前に伝えてお客さんに目安を作っておく以前に出店した時の画像を使い、『こういうお店が来る』ということを伝えておく

開催日前にInstagramでの出店情報掲載をしておくと、事前に1,000人ほどの人に情報を伝えることができます。

事前に1000人』+『当日**人』(ちょっと安心)か

『当日**人』(ぶっつけ本番)のみか

『出店情報を見てきた』というお客さんが来ていただけることがあります。趣味色が濃いものや特殊なもので出店する場合は積極的に使用していただくことを推奨しております。

出店情報を使用してのお客さんへの伝え方ですが『古着持っていきます』はとてもあいまいで、お客さんの目安になりにくいです。もう少し具体化して(『海外の古着』『国内のブランド古着』など)伝えていくとよいかも知れません。

ご注意ください    

❷❸は値付けの話ですから同じように思えますが、全く異なる話です。以下の手順でやってもらうと自然と理解していただけると思います。ぜひやってみてください。

最後に

自分の商品力もわからない、値付けもテキトー。テキトーにブルーシートにぶん投げてテキトーに会話してりゃ売れるでしょ?

その状態で自分以外の他者に『買ってください』『売れない』『ここは売れない』『こっちは売れた』の分析はちょっとキツイですよね。もし『それがフリーマーケットでしょ?』であるなら、主催者が金銭的コストをかけて集客する必要はないと思ってますし、『人が通る会場でテキトーに開催』で十分じゃないでしょうか?

【大郷町フリマ】09.23&24の総括

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先日はご出店・ご来場ありがとうございました!お天気も良くなかなかのフリマ日和となったわけでございますが集客部分がなかなかうまくいきませんでしたね(;^_^A

もうちょい頑張っていかないといけません。

というわけで総括。

来場者数

まずは時間帯別来場者数を参照してください。

今回お彼岸の影響もあってか、かなり厳しい集客となりました。集客分の予想最大数に対して土曜日が3.6割・日曜日が5.6割。シーズンでこの割合だとかなりきついですよね(;^_^A。

まあ、今回はブース数も少なかったため、お客さんが目指していくには少し物足りなかったのかもしれません。でもこれでよいのです。期待して行って「え?これだけ?」よりはずっと良いです。「オオカミ少年」の物語のメカニズムですね。

それでも総来場者数がそこまで落ちなかったのは❷のお客さんの存在。「通ったらやってたから寄りました」という方々ですね。日曜日は体育館でバスケの試合があったこともあり❷のお客さんの流入が多くありました。

売上

そうした集客状況に対して売上は良好でした。

ポピュラー系統はいつもとほぼ変わらず、いっても1万円くらい。ほとんどのお店はここに達することはありません。ようやく場所代行きましたという方もいらっしゃいます。ここは集客がダイレクトに影響を受けます。重要なのが「何人くるか?」だからです。

今回面白かったのは海外古着を積んで全国を回るバス「ムタザラス」。「¥0かぶっちぎるか」なんてことをおっしゃっておりましたが結果ぶっちぎりました。1日目も良かったですが特に2日目。ここまでなかなか結果が出なかった海外古着ですが圧倒的でした。

売上が上がりやすい時間帯は午前中に集中しがちで、午前中に終わってしまうのがフリーマーケットの特徴ですが、道の駅の場合、5つの要素をしっかり満たしているお店は午後からも売上が上がります。❷のお客さんもターゲットにできるお店ですね。

初出店のムタザラスさんはそのあたりを実証してくれました。15:00前にふと立ち寄ってくれた❷の方が¥14,000分買っていってくれたようです。

まとめ

今回はトータルしてなかなか刺激になる回でした。

集客できていないのに売れてるんです。土曜日に関しては集客分が3.6割であるにもかかわらず、いつもの倍以上売れる方がいました。❷の方に買ってもらえている可能性が非常に高く、❷の方にも対応できているお店ですね。

❷に不向きなお店はいつもと変わらず売れていませんし、いつも以上に売れることはありませんでした。多くの人にとって、「フリマ」が非常に特殊な環境であることをまずは理解してください。あなたや、フリマが好きな方にはフリマは普遍的なものですが、その他大勢の方にとってのフリマは非常に特殊な環境です。

「たかがフリマ」という側面で理解しているか?

こことても大事だと思います。

最後に

お知らせしています通り、10月から「ほりだしものジャンクション」に名前が変わります。かといって大きく何かが変わるわけではありませんし、何か特別なことをしなければいけないわけでもございません。

自分の「売れた」の反対側には、必ずお客さんの「買えた」がありますし、「売れない」の反対側には「買えない」があります。

出店時に必要なのは「相手の身になって考える」こと。小学校までの義務教育レベルの道徳があれば十分でございます。

次回はこんな話。

売れている人は必ず持っている!出店時に持っておきたい5つの要素

❶品物へのアクセスの良さ

例)手に取って確認しやすいレイアウト・プレッシャーを与えない店員さんの位置

❷相場の中の幅

例)お買い得品もあれば相場通りのものもある

❸価格帯の幅 

例)¥100~高額まで

➍品物の幅

例)衣類もあれば、食器やおもちゃ・日用雑貨もある

➎出店情報を利用

例)どんなものを持っていくのかを事前に伝えて目安を作っておく

【大郷町フリマ】09.10.sun開催分のまとめ

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先日はご出店・ご来場ありがとうございました!!天気は良くてよかったのですが、なかなかの暑さで大変でございました。

ではでは早速総括していきたいと思います。

来場者数

実数は時間帯別を参照してください。

まずは➋のお客さんについて。

今回はいわゆる❷のお客さんの流入を調べたかったので、カウンターを使って計測しました。前にも書きましたが、「どのお客さんが❷のお客さんか?」を見分けるには、1円玉を使った人数計測をできるかできないか?をみていくことが必要です。なのでずっと見てました。

この方々の特徴は

・計測を避けるようにかわしていってしまう

・ものすごく手間取っている

ですね。

この方々の人数を測ってました。そこの人数も載せてますので見てみてください。暑さのせいか予想よりも200人ほど少なかったです。道の駅自体も普段の日曜日よりも少なかったそうなのでジャズフェスの影響もあったのかも知れません。

この方々の増減はみやぎフリマにはどうしようもありません。「集客」ではないからです。

お次は❶のお客さん。こちらが「集客」ですね。

今回は❶の目指してきたお客さんが大郷では初めて1,000人を超えました。これは非常にありがたかったですね。ただ、予想最大の6.8割なので、もう少しいきたかったところです。(当初は7割を予想してました。)。それでも夏のフリマよりも予想最大に対する割合もあがり、人数も増えてきているので、今後の推移を見ていきたいと思います。

売上

売上について書いておりましたが、なかなか伝え方が難しいんですね。皆さんそれぞれに異なる条件で出店していますので、その条件を系統ごとに出すのがいいんでしょうが、そこの分類もやっぱり難しいんです。一番は見た人の期待感を膨らませてしまうのが怖いんです。

一般ユーザーの方に向けてシンプルに伝えますとですね、

一般ユーザーで、単価が低いものだけで構成しているところはいっても5,000円くらいだと思っておいてください。ただ、「単価」を「¥0~中古相場までの範囲のどこで設定しているか」にも依ります。

つまり、「そこまで売れませんよ」ということです。

まとめ

「だいぶ工夫する人増えてきたねえ」と言ってくれる方がいました。実際、テーブルやハンガーラックを使って手に取りやすい環境をつくることをする人が増えています。

ブルシでも、ピクニック型対面販売でもいいんですよ。それがいわゆる既存のフリマのイメージですし、人間がそうした視覚的イメージに引っ張られやすい生き物であることもボク自身が自覚しています。ですので、そこから「自分の側に生じた結果」だけ静かに持ち帰ってもらえればまったく問題ございません。ただ、10月からみやぎフリマはその皆さんの「相手側に生じた結果」「相手側に生じ続けるであろう結果」も考慮して、フリマ枠を減らしていきます。

「なんで売れなかったんだろう?」を考えることがある時、そのブルシとピクニック型対面販売はやめてから考えるようにしたほうがよいかも知れません。

追記~

ちょっと前に書きましたが、フリーマーケットの看板のままだと出店者集めが困難になると思ってます。

じゃあなぜ今、なんとなーく成立しているか。

❶安く売りたい人

❷安く売ることができる人 → 業者さん

❸お金じゃなく家からものをなくしたい人 → 非常にまれ

➍高く売れると思っている人 

一番多いのが➍の方だと思います。

これだけはゆっとかないといけないんですが、ここから¥2,000とりたいわけじゃないんで。まずは落ち着いて、自分が持っていくものの中古市場での相場を調べるなどして、出せる時に出してください。そのあたり、お手伝いできるところは過去のブログにも書いてますのでまた読んでみてください。

【フリーマーケット】「フリマは3階建て」は全出店者共通★~皆さんを主体的な参加者に転換してくれる、はず。

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フリーマーケット

というわけで、みやぎフリマは「フリーマーケット」なんでやっぱりこういうこと発信していきます。

フリマは必ずこの構造です。3階建てです。必ずです。例外はありません。

1F 総来場者数

ここは出店する前に選ぶしかなく、基本的に皆さんにはどうすることもできません。ここは主催者の仕事だからです。その主催者の仕事ぶりを見て選択するのみです。「〇〇はよかったよ」という噂話や、ご自分で出店した経験などをもとにすることもあるでしょう。いずれにしてもここに関しては皆さんは受け身的な存在です。

みやぎフリマでは、ここについて皆さんが選択しやすいように時間帯別来場者数や開催履歴などを公開し、各企画のフィードバックをブログに掲載しております。

ちなみに「出店しない」、これも選択ですし、ココの数でもっとも信頼感があるのはグランディフリマです。うちじゃありません。

2F あなたのブースに立ち寄って探索した人

皆さんは1Fについて、人に聞いたり、過去の経験や主催者発表の過去データを見て予測したりしながら出店を決めました。

次は2Fです。皆さん、ココが一番抜けちゃいます。

ここに関しては皆さんは非常に主体的に関わることができます。「どうやれば見てもらえるか?」「どういう環境が立ち寄りにくいのか?」「暑ければ見にくくなるよな、じゃあどうすればよいかな?」など、思考を巡らせていくのはココです。そして、その「思考」が「コスト」です。「めんどくさい」ですよね?フリーマーケットって「めんどくさい」んです。

みやぎフリマでは、ココが少しでも増えるお手伝いとしてInstagramでの出店情報の掲載を行なっています。また、ブログの大半は「ココを増やすには?」という提案がほとんどです。

1フリーマーケットの開催情報を得る
(いつ・どこで・何ブース出店しているのか・どんなお店が出店しているのか等)
2会場まで移動する(自家用車・公共交通機関・徒歩等)
3フリーマーケット会場入り口まで移動する
4アルコールで手指消毒→来場者数計測を行う
5各お店を見て回る
6立ち止まる 
7品物を手に取り確認する
8「これください」といって品物をみせる
9料金を払う
10品物を持ち帰る
これらの行動が順番に生起します。6.7.の過程がないと9.は100%起こりません。もちろん1.はみやぎフリマの仕事です。そのみやぎフリマの仕事ぶりをみて「選択する」のは皆さんの仕事です。

3F 買った人

1Fで「選択」し、2Fで「考えた」結果でしかありません。シンプルにそれだけ。

まずは、この3階建て構造をしっかりとイメージしておくと良いかもしれません。

みやぎフリマの6時間の開催時間中、「売れない」という結果が生じ続けているお店を見ることがあります。そのお店のうち9割が「今日の来場者数は?」と聞きます。そのお店のレイアウトは「ブルーシート」か「ピクニック」です。そして10割が、近寄りがたいくらい「つまらなさそう」にしています。

この3階建て構造を理解せず、1Fと3Fだけという2階建てで理解してしまうと、あなたはフリーマーケットに対してどこまで行っても受け身的な存在でしかありません。「幸福の最大化」を自分以外の他者に丸投げ、依存している状況ですね。

ただ、うちもそこを「個人の資質」に原因を求めるほど乱暴者じゃございません。知らないからできないだけです。まずはこの3階建て構造をしっかりとイメージしてみてください。

みやぎフリマでは、皆さんをフリーマーケットへの主体的な参加者に転換していくことも仕事だと思っていますし、そのための目安作りや情報発信をしていきたいと思っております。

とは言ってもですよ。なんつっても僕らが生きている今の環境。

割と客体的な存在でいることに平されがちで、そこに快適さをおぼえ、しまいにゃ本来「最低限の暮らし」を保障するに過ぎない公的サービスにまで「自分の幸福の最大化」を委ねちゃったり、期待しちゃうような時代ですからね。

まあ、行けるとこまで。

ということで、よろしくお願いいたします。

【フリーマーケット】「展示会」?「交流会」?「フリーマーケット」?

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この前、この丸の中で「農機の販売」イベントをやってました。モノを売っていたわけです。この丸の中にお客さんを呼び、来たお客さんが買い物をします。

みやぎフリマも、この丸の中、「道の駅おおさと・西側駐車場」で、「フリーマーケット」をやっております。フリーマーケットでは出店者の方がモノを売ります。そしてそこにお客さんを呼び、来たお客さんが買い物をします。

だから、この丸の中で「モノを売る」場合。考えるべきはやっぱりお客さんの「買う」行動ががどうすれば起こるか?を考えなくちゃいけない。

そう考えておりました。

ただ、従来も、今も、多くのフリマに参加する人にとって「モノを売る場所」じゃなかったのかも知れませんね。

「リユース品の展示会」?

「リユース品が好きな人の交流会」?

展示会なら展示会で広告で出しなおしたいし、交流会なら交流会で広告で出しなおしたい。なんでかというと、今の広告で集めているお客さんは「買い物に来ている」と考えているからです。

最近、ホント悩んじゃいますね…。

「フリーマーケット」の解釈、間違えすぎてるかもしれません、みやぎフリマ。

ただ。

単なる展示会にも、単なる交流会にも興味ないんですよ。

【大郷町フリマ】7月開催分の総括★

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先日は大変暑い中、ご出店・ご来場ありがとうございました!

夏の暑さ対策として朝6時から始めて12時には帰るという企画でございますが、朝から暑いですからね…、なかなか大変です。

というわけで総括。

総来場者数

実数については時間帯別の方をご参照ください。両日ともお子様連れのお客さんは少なかったですね、両日。30日はカブトムシの出店も多かったのですがほとんど売れなかったようです。

予想通り、「❷たまたまのお客さん」の流入は非常に少なかったです。「フリマに行く!」と決めて家を出ているわけではないので、あの暑さで目指していないイベントに立ち寄ることはほぼないでしょう。

ここはあまり触れても仕方ないところなのでこのくらいにしておきます。

肝心なのは「❶目指してきたお客さん」

時間帯別に記載するようにしました「予想最大来場者数」の値は、毎回広告を出しているので少しづつですが増えていきます。現在が「1398人」。これがみやぎフリマを「❶目指して来るお客さん」の上限です。これ以上の方の来場はありません。

では夏のフリマはどうだったか?「予想最大来場者数の5~6割」でございました。

昨年の夏フリマは予想最大数の10割のお客さんの来場があったと考えています。ただ、人数だけを見ると昨年とほぼ変わらない感じです。これはこれでよかったとも言えますが、少し頭に置いておきたい問題がひとつ。それはまた今度。

売上

売上は以下の通りでございます。

16(日)30(日)
ポピュラー系統(平均値)¥5,000~10,000¥5,000~10,000
スペシャル系統¥110,000¥90,000
ポピュラースペシャル系統¥53,900¥39,000
ポピュラー系統以外は最高額を記載。

特筆すべきことはなかった感じでしょうか。昨年夏のデータがないので比較しようがありませんが、今年のデータをみても他の回にくらべて大きく変化はありませんでした。

まとめ

「土曜日のフリマに近い」感じでしょうか?予想通り、「濃い」フリマだったように思います。

なんてさらっと書いておりますが、このフリマを「いつも通り」で成立させたのは出店者の方と来場者の方なんですね。レイアウトや価格設定を3~6月の間当たり前に試行錯誤しながら工夫してきた結果です。

避難訓練みたいなもんです。普段から備えておくから非常事態も慌てない。普段からレイアウトや価格設定を工夫しているから、夏のフリマでも変わらない。

それだけの話でございます。